ドが付くほどの普通種と思われている虫でも、都区部の我がフィールドではなかなか見つからない例は多い。ドウガネブイブイは、目黒区では自分はここ10年以上見かけておらず、絶滅危惧I類Aに認定したいところである(都区部でも河川敷近辺では見つかる)。
さて、このたびハラゲビロウドコガネを2頭見つけたのだが、これによって目黒区内のヒメビロウドコガネの自己採集記録に並んだ。逆に言えば、ヒメビロウドコガネは容易に見つからないのである。
ヒメビロウドコガネは、目黒区では2013年4月に1頭(↓画像一・二枚目:前脛節の外歯が2つ)採ったきりと思っていたが、冬場に過去のタトウを見返していたら、2012年5月にもう1頭(↓画像3枚目)採っていたことが分かった。ところが最近は、まったく見かけていない。
ちなみに、よく似たカミヤビロウドコガネ(中胸腹板突起などで見分けが可能)の方がよく見つかっている。
ヒメビロウドコガネが見つからないのは、何も目黒区だけではなさそうだ。最近では、明治神宮の調査で記録されておらず、白金自然教育園の調査でも確かリストに入っていなかったはずだ。オープンな場所の少ない都区部では、希少種なのかもしれない。
上の画像を見る限り、4−5月の昼間に葉の上に乗っていたりするようだが、場所はどちらも駒場の東大キャンパス。今年も見つけるチャンスがなさそうだ。
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