ムクノキは、ケヤキと並んで冬場の樹皮めくり採集に適した木である。わが職場キャンパスにも、ケヤキの他にムクノキの大木がいくつか点在している。
ところが、キャンパス内のムクノキは、樹皮下に潜む虫はケヤキと比べて何故か極端に少ない。
確かに、自宅の近所でよく樹皮めくり採集をする公園でも、ムクノキは虫が居る木と居ない木とにはっきり分かれている印象がある。生えている位置の問題なのか、樹齢や木の健康状態の問題なのか分からないが、おそらく後者なのだろう。そして、キャンパス内には、貧果のムクノキだけのようなのである。
一昨日、その職場のムクノキで何とか見つけたハロルドヒメコクヌスト↓(他には何も見つからなかった)。
ハロルドヒメコクヌストは都区部ではド普通種だが、キャンパスの甲虫リストを作成する際には、この虫によって「科」のカウントが増えることになるので、きちんと採っておきたい貴重な存在なのである。
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