秋まで成虫で活動している甲虫は、多くの場合、成虫のまま越冬する。ただし、越冬明けの態様は、さまざまのようである。
通常は、食べ物(植物の葉など)が出てくるタイミングで、越冬明けの活動に入る。クロウリハムシは越冬明けが早いようだが、食べる対象の植物の幅が広いので、それで大丈夫なのだろう。他方、ヒメカンショコガネは、クズの葉などの食べ物が出てこないと、越冬明けの活動に入らないだろう。
ムツボシテントウは、食べ物(樹皮につく地衣類?)が冬場にもあるためか、冬眠状態に入らないようで、冬場も活動する個体もいるし、越冬明けの今は(気温次第だが)すでに活発に活動している。
(タダ)マグソコガネやクロマルエンマコガネも、食べ物(獣FN)はオールシーズンあり、越冬明けもわりと早い。冬眠が浅いのかもしれない。
一方、12月まで活動していたクモガタテントウと、11月まで姿を見せていたクロツツマグソコガネは、食べ物の心配はないと思われるのに、今現在、まだ姿を見せない。こうした種は、冬眠が深く、気温が戻ってもなかなか越冬明けをしないのかもしれない。
以上、身近な成虫越冬する虫を、越冬明けの態様にしたがってまとめてみました。
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