昨晩、自宅隣の神社のアカガシの幹の上で見つけた、ムツボシテントウ。
ムツボシテントウについて、インターネット上では、「冬季の樹皮下でしか観察例がほとんどなく、どのように活動しているか明らかでない」といった解説がなされている。
これまでも拙日記で書いているが、活動実態が不明であるとされているのは、本種がテントウムシとしては珍しく夜行性であり、人々の目に触れる機会がほとんどないからであると思われる。活動期でも夜間であれば稀にしか見つからない虫ではけっしてなく、ネット上で言われるような「山地性」では全くない。
なお、ネット上では「カイガラムシを食す」とされているが、自分はその場面を見たことがない。緑色の菌類(地衣類?)で覆われた樹皮上で見かけることが多いので、食性はそれと関係があるのではと感じているが、よく分からない。
さて、自宅隣のアカガシにも、樹皮上に緑色の菌類が薄くついている箇所が多い。しかし、自分は、このアカガシでは樹皮下で単に越冬していただけなのではないかと考えている。アカガシは、ケヤキやムクノキほどではないが、剥がれかけの樹皮片が多く、小さな虫が越冬するのに適しているのだ。
実は、3年前にも3月末日の暖かな夜に、同じアカガシの上でムツボシテントウを同時に4頭見つけたが、その後毎晩のように観察するも、まったく見られないということがあったのだ。おそらく、暖かな夜に越冬していた樹皮下から脱け出して、活動を始めるために何処かへ飛んで行ったのではないか。
その推論を確かめる機会がまたできたのが嬉しい。今後、このアカガシの樹幹上にムツボシテントウが定着しているかどうか、毎晩チェックすることとしたい。
ログインしてコメントを確認・投稿する