ネタ切れにつき、唐突に回顧。
自分は今でこそ甲虫であればおよそ全般的に興味を持っているが、かつては興味の対象はクワガタムシに限られていた。インターネットの勃興期と重なったクワガタ・ブームに乗っかり、ハマったときは既に40歳にならんとしていた。
それでも、自分の生活上、当時のクワガタ・ブームの主流であったオオクワガタ採集に時間を費やすことなど到底できなかった。そもそも、他人の後を追うのが嫌いな性分のため、他人があまり手を付けていない東京という場所で、オオクワガタには遠く及ばないにせよ希少感のあるヒラタクワガタを探すことを、まずは自分のスタイルとした。
それから既に十数年。小さな雑甲虫を追いかけるようになった今でも、ふとときどき思う。大人の虫採りをもっと早く始めていれば、まだオオクワガタが極珍になる前に、山梨県での台場クヌギ採集が経験できていたのではないかと。カミキリ屋にとってのオオトラカミキリやオニホソコバネカミキリ採集と同様に、やっぱりオオクワガタを、それもクヌギで採集することこそが、永遠の夢なのである。
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