この夏は(といってももう初秋だが)雨ばかりだ。今回の雨は、東京も少し危険らしい。目黒区では既に4つの小学校が避難所として用意されている。
というわけで、虫ネタがないので、つれづれなるままに。
目黒区の駒場野公園でヒラツノキノコゴミムシダマシの♂が追加採集できて良かった。
というのも、ツノボソキノコゴミムシダマシ(東京都区部でおそらく未記録)は、2012年に東工大構内で♀1頭が採れてからは、それっきりである。
そういえば、キノコ系の甲虫であるタイショウオオキノコは、2年前に同じく東工大構内で2頭採れたが、ナラ枯れが終わった今はもう居る気配がない。
また、2023年に同じく東工大で1頭だけ採れたキノコゴミムシも、二度と採れない気がする。このキノコゴミムシは新鮮で美しい個体であった。
このように突然現れる虫たちは、いったいどのようにやって来るのだろう。自力で来たとすれば、小さな虫の飛翔力と生息地を選ぶ感覚は、本当に侮れない。
一方、昨年末に多摩川河川敷で見つけたヘリアカゴミムシダマシは、その本来の生息地からして国内外来(人為による移入)と断じた。今、報文案を書いている多摩川河口近くに限って見られるツシマヒメサビキコリは、飛翔できないので、これまた人為による移入と思われる。
このような人為による移入も、それが新たな生息地を見つけて定着する確率は、どれくらいのものだろう。
市街地採集をしている自分の頭の中では、こういった疑問が常に回っている。
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