昨日は、土曜日に採れた世田谷区産ヤマトクチブトサルゾウムシを台風が来る前に追加採集しておこうと、採集地を再訪した。
ホストのオオフサモ(特定外来種)の小群落↓。台風で増水すると、この群落は消えてしまう可能性が高いので、追加採集するなら今のうちなのである。
ところが、1頭も見つからなかった。スウィーピングでネットに入るゾウムシは、タデノクチブトサルゾウムシやホソクチブトサルゾウムシ、ムシクサコバンゾウムばかりである。
ふと、こんなハムシが1頭だけ採れた↓
イチゴハムシか、ジュンサイハムシか? ジュンサイハムシなら、東京都区部で絶滅危惧��B類であるため、報告すべき発見となる。
その個体↓ 上翅が黒っぽくて、ジュンサイハムシに見えなくもない。
保育社図鑑によれば、ジュンサイハムシはイチゴハムシと比べて「上翅会合部の末端は角ばり、触角はより幅広く」とある。
まず触角を見ると、特に後半の節が幅広↓で、手元の皇居外苑産のジュンサイハムシのものと特徴が一致する。
一方、手元のイチゴハムシの触角はこんな感じ↓で、比べてみると細めで明らかに違って見える。
一方、上翅会合部末端は、角ばっていない↓
手元のジュンサイハムシの上翅会合部末端は、こんな風に↓角ばっている。
というわけで、採集個体は微妙ながら、ジュンサイハムシと同定することはできないというのが暫定的な結論。
手元のジュンサイハムシ(皇居外苑産)では上翅の会合部末端の角ばりが顕著でない個体も見られるので、もう少し調べてみたい。
ログインしてコメントを確認・投稿する