3月に7回ほど砂浜採集を敢行した主な結果を、まとめておく。
きっかけは、東京都江戸川区の葛西臨海公園の砂浜でニシノホソケシマグソコガネやヒメサビキコリ類を採りに行って、神奈川県で絶滅危惧��A類に指定されているヒメハマベエンマムシを見つけたことであった。
ヒメハマベエンマムシ
江戸川区葛西海浜公園:6頭
鎌倉市腰越:8頭
鎌倉市材木座:2頭
粒度の細かな砂浜の、主にハマヒルガオの根際にいるが、ハマヒルガオに限らない。葛西海浜公園という人工的な砂浜にも居るのだから、生息環境としては周囲の自然度よりも砂浜の砂の粒度が重要と思われる。神奈川県の直近の記録は1992年11月(鎌倉市七里ヶ浜)と1994年10月(鎌倉市由比ヶ浜)と、秋に採集されているが、3月も採集適期であることが分かった。
なお、浜辺に居るレッドリスト種のエンマムシの中で、ルリエンマムシとカラカネハマベエンマムシは、自分は未だ見つけることができていない。
ニシノホソケシマグソコガネ
江戸川区・鎌倉市・逗子市・葉山町で、計42頭
海岸の砂浜でホソケシマグソコガネ類を採集したのは自身初めてだったが、42頭すべてニシノであり、ただのホソケシマグソコガネは1頭も混じらなかった。これまでの全国の海岸からのホソケシマグソコガネの記録は、見直す必要がありそうだ。
アイヌケシマグソコガネ
逗子市逗子海岸:11頭
狙っていたわけでもないので、採れたのは運が良かったとしか言いようがない。この種も神奈川県では絶滅危惧��A類である。
(おまけ)スナサビキコリ
さて、これほど砂浜採集を繰り返しているのに、スナサビキコリを長く見つけていない。季節が違うのか、探し方が違うのか? それとも、神奈川県で次期レッドリスト入りを進言すべきか?
ログインしてコメントを確認・投稿する