昨日の箱根ネタの続き。
この日は車でなく公共交通機関で箱根まで来たので、箱根町港から元箱根港への移動は徒歩。途中に富士山と芦ノ湖の絶景ポイントがある。
元箱根港に到着。
ここからは、昨年12月2−3日に採集したポイントとなるので、既に探したケヤキに再びあたることとなる。
しかし、だんだんと見つけ方が分かるようになると、採り残しも見つかったりする。このシバンムシをケヤキ樹皮下から見つけるには、繰り返しになるが、「日当たり側の根元近く」が良いようだ。
元箱根港のテラスの最北側のケヤキ↓。この木には初めてあたる。
すぐに1頭見つけたところで、採集個体数のキリがよくなり、採集終了。
採集時間は約2時間半、昼食も食べずお茶も飲まずに箱根湯本へ帰るバスに乗った。
結局、箱根町港と元箱根港で合わせて16頭採集。自己累計で30頭となった。帰宅後、シバンムシを研究しておられる佐賀のN田氏宛てに4頭ほど、自主的にお送りする。
さて、この16頭のうち手元に12頭あるわけだが、そのうち9頭の交尾器を抜いてみると、予想どおり全て♂。やはりこの採り方では♂しか見つからないようだ。
一方、このシバンムシはこれまで見つかった元箱根港のテラスだけでなく、箱根町港のテラスにも居ることが分かったのが、今回の最大の収穫。ポイントは、オープンで日当たりのよい乾いた環境のケヤキで越冬することである。芦ノ湖畔で同じような環境にケヤキがあれば、他の場所でも見つかるかもしれない。例えば、遊覧船が発着する湖尻側の港(芦ノ湖の北側)はどうだろうか。いずれの機会(箱根は温泉に入りにしばしば訪れる)に、湖尻側の港のテラスなどにケヤキがあるかどうかをチェックしてみたい。
また、このシバンムシはケヤキを単に越冬場所としているのではなく、ケヤキと密接な関係を持つ生態をしていることも、さすがに間違いないだろう。春にケヤキの葉が開けば、スイープしてみても面白いかもしれない。
ひとまずこれで、 この冬のH. ishiharai の探索は終了。ただし、この箱根ネタは、明日の日記に続く。
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