自分にとって、縁の薄い虫がいる。ヤマトタマムシは、そのうちの一つだ。
ヤマトタマムシは、子供のころから、何故か野外で生きている個体を見つけたという経験が少ない。ましてや、自分のフィールドである東京都区部の城南地区(目黒区・港区など)では、採集経験はゼロ。これだけ頻繁に虫探しに出歩いているというのに、巡り合わせが悪いようなのだ。
ところが、今日は、幸運なことに、不意に向こうからやってきた。
東大駒場キャンパスで、野球の試合を眺めながら、ゆるーく虫を探していたとき。
大きな羽音が自分に向かってきたので、持っていた叩き網ではたき落とす。なんと、ヤマトタマムシだった。思いがけず目黒区内自己初採集。こんなこともあるのですね。
同キャンパスのラグビー場に面した場所。左端はホオノキ。
ホオノキを眺めていると、カミキリムシが飛んできたので、(多少の紆余曲折を経て)採ってみると、ヨツスジトラカミキリだった。今や目黒区内で増えているのか、毎シーズン出会うようになった。
同キャンパス内の、クワの大木。
トラフカミキリが居ないかと目を凝らしたが、居たのはキボシカミキリの方だった。トラフもたぶん発生していると思うのだけれど。
一方これは、中目黒の公園の、小さなクワの木。
ここには、居ました。
なんとも盛夏色の濃い顔ぶれである。
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