東京都目黒区のわが近所で、姿が見られなくなった甲虫がいくつかある。
その代表格が、ゴマダラカミキリだ。
2008年に近場探索を開始して以来もう10年近く経つ(もっとも、2年間は米国赴任で不在)が、その間に区内でゴマダラカミキリを見つけたのは、2009年6月14日採集の1個体のみ↓。
かつては、小学生の目にもよく留まるような、ごく普通のカミキリムシだったのに。
同じ都区内では、皇居(2000年)や明治神宮(2013年)の調査でも、ゴマダラカミキリは記録されていない。特に明治神宮の調査では、自分が目黒区で見たことのないカミキリムシがいくつも記録されているというのに、ゴマダラカミキリはリストに入っていない。
一方、ゴマダラカミキリは、東京の湾岸地域などで、プラタナスから発生している、なんていう話が聞こえてきたりする。プラタナスは街路樹などに使われているありふれた樹木で、わが近所にもいくつもあるが、ゴマダラカミキリの姿など全く見ない。一般的に、虫には、同じホストでも発生する場合と発生しない場合があるが、どういう理由によるものなのだろうか。
さて、ゴマダラカミキリは、東京都区部以外でも減少しているのだろうか。皆さんの地域はいかがですか。
ログインしてコメントを確認・投稿する