バス停に向かう通り道、例の駅近くのツツジ植栽を覗いてみると、今朝はニセハムシダマシの♂が1頭居た。
日本に帰国してから、ツツジの植栽はいろいろな場所でさんざん見てきたが、ハムシダマシが見られたのは、この植込みだけ。しかも、ここではニセがこれでもう6頭目。
この虫にこの場所で出会うには時間帯も重要(時間帯を選ばないビーティング採集などが可能な場所では全くない)なようで、朝の8時前後が良いみたいだ。別の道、または違う時間に通っていたら、ニセハムシダマシとの出会いはなかったかもしれない。
虫の発見は、こんな風に偶然によるところが大きい。
さて、ニセハムシダマシ、東京の虫屋のバイブル「東京都本土部昆虫目録」を参照すると、なんと、大田区調査での記録が唯一のようである(JUNさんが稲城市の記録を報告しておられなければ)。皇居でも明治神宮でも見つかっていない、ということであろうか。
そこで、大田区調査(1996年実施)の中味を見てみる。それによれば、ニセハムシダマシは15個体、ハムシダマシは28個体が記録されており、場所は特に河川敷に限るわけではなく、両種に地域的な偏りは見られない。すなわち、大田区では両種とも混棲しているのであり、自分の目黒区における印象と同じである。
果たしてニセハムシダマシは、都会に多いのだろうか?
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