さて、道沿いの花掬いは不発に終わった。いつもの森に移動するなら、捕虫網は折りたたまなければならず、網の要らないダーク系の採集に移行せざるをえない。
というわけで、FN虫探しへ。先日見つけたツマベニマグソコガネの追加を得るべく、鹿のいる森に入った。
森の中では、この濃い色のアゲハ↓
Papilio troilus? が時おり飛翔している。けっして目の前で止まらず、写真を撮らしてくれない。
さて、緑色の鹿FNは落ちているのに、肝心のFN虫がなかなか見つからない。
結局、勝手和名ウシヅノエンマコガネ
Onthophagus taurus の♀1頭だけ。
失意のうちに森を出て、諦めきれずに、駐車場の近くの広い草の広場で花を探す↓。
花は見つからなかったが、ここにも鹿FNは落ちている。
こんなオープンな場所では直ぐに乾燥してしまうのだろうと期待もせずに中を探ってみると・・・
ウシヅノエンマコガネがぎっしり詰まっていた。
もう、なんというか、6月の丹沢の日向の鹿FNのマエカドコエンマコガネ状況というか、同じく半日陰の鹿FNのニッコウコエンマコガネ状況というか(こんな例で分かる人は限られているだろうけれど)、FNの中味はエンマだらけであった。
たった二つの鹿FN塊から・・・↓。
正確に数えていないが、優に30頭はくだらない。
ウシヅノエンマコガネは、馬FNが好きで鹿FNにはめったに来ないのかと思っていたが、FNの獣種を選ぶのではなく、単にオープンな環境を好むFN虫であったのだ。
これで、ウシヅノエンマコガネの自分にとっての希少度は、コブマルエンマコガネ並みに成り下がってしまった。
当たり前のことだが、FN虫の世界も、まだ知らないことがいっぱいある。
ログインしてコメントを確認・投稿する