ムネビロスナゴミムシダマシ(旧称スナゴミムシダマシ)の♂を世田谷区の河川敷で採ってきたので、長野県佐久地域の牧場わきで採ってきた♂個体と比べてみた。
↓左が世田谷区の河川敷産、右が長野県の牧場産。
長野産は上翅が細い(狭い)だろうと思っていたが、その印象は間違っていたようで、幅はほとんど差がない。また、前胸背や上翅の点刻の様子にも大きな違いは見られない。
↓上が世田谷産の交尾器、下が長野産の交尾器。
形状に特段の違いは認められない。
とすると、自分が覚えた違和感は何だったのか?
そこで、それぞれ横から撮影してみる↓。上が世田谷産、下が長野産。
長野産は世田谷産に比べて、平たい。特に、腹部が引っ込んでいる。この腹部の引っ込みは、この個体だけでなく、他の長野産(他に♀を含めて3個体あり)も同様である。
並べてみた↓。左が世田谷産、右が長野産。
明らかに、違って見える。
同種の範囲の、いわば地域変異であろうが、これが自分が覚えた違和感の正体であった。
いずれ、過去に長野県安曇野市で採った個体も調べてみたいと思う。
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