例のクズの葉に付く外来種のクビボソハムシ(和名:クズクビボソハムシ)について、近頃の様子を。
既に日記に書いたとおり、今年は初見日が4月19日だった。今年は虫の出が異常なほど早いので、例年なら4月末か5月初め頃が、越冬明け個体が姿を見せるタイミングと思われる(昨年は5月2日)。
その越冬個体は、数は少なく、ぽつりぽつりと見られる程度。この月曜(21日)は、2個体を見かけただけだった↓。葉に残される特徴ある食痕も、まだあまり目立たない。昨年のこの時期も似たような状況だった。
この時期はクズはまださほど繁茂していないので、その状況に合わせた生態サイクルをしているのだろう。これから世代交代を繰り返すと(年2化または3化)、季節は秋となり、クズが大繁茂して個体数は夥しく増える。そしてその後、越冬する個体は、また数を減らす、そんな生態サイクルのように見える。
「月刊むし」6月号(本日自宅に届いた)に、本種に関する記事をハムシのエキスパートの南氏と共著で掲載中。
発見から公表まで2年弱かかってしまったが、その間、本種についての情報や報告は他から特に聞かれなかったので、分布が広がっているということは不思議となさそうである。
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