昨日の河川敷ネタの続き。
オニグルミの折れて垂れ下がった生き枝を叩いてみると、見慣れないツツキノコムシが落ちた。パッと見ではマダラホソツツキノコムシかと思ったが、前胸背が横長で、色も濃い。さらにその近くの藪を叩くと、また1頭落ちた。
うまく撮れていないが、顕微鏡を通じた拡大画像↓。
ツツキノコムシ同定のバイブルである川那部(2004)の検索図説を辿ると、スエヒロタケホソツツキノコムシに行き着いた。↑画像は♂で、腹孔も確認できる↓。
同検索図説に載っている本種の図とも一致しているように見える。ネット上には本種とされる画像は一つしかなく、信用度はわからないが、それとも同じように見える。また、概説にある上翅末端付近の「一対の大きな赤褐色楕円形斑紋」は、酢エチで〆たあとの標本では不明瞭だが、上の生体画像にはそれらしきものが見て取れる。
スエヒロタケホソツツキノコムシは「少ない」とされているため、さらに精査が必要だが、もしもこの同定が正しければ、神奈川県未記録種である。
なお、ジュウジミズギワコメツキは、無紋の個体↓も1頭採れていたので、計3頭だった。
(8月2日画像追加)
(8月3日画像追加)
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