東京都区部で春を告げる甲虫はトラフコメツキであるが、フランスの近縁種(
Selatosomus cruciatus)もまだ冬枯れの日溜りの中をフワッと飛ぶのは同じである。
しかし、このコメツキがパリ郊外で姿を現すのは、早くて4月中旬である。
では、パリ辺りで3月中に出現する早出の甲虫は何か?
自分の経験では、小さな黒いケシキスイが、まだ冬と言っていいくらいの3月上旬に出現して、最も早い。
種名は、おそらく
Meligethes viridescens。この黄色い花に居ることが多い。
日本では、この属のケシキスイはいないようだ。花に来る小さくて黒いケシキスイといえば、クロハナケシキスイだろうが、甲虫相の中で互いに同じ位置にいるのかどうかは分からない。
そういえば、クロハナケシキスイは神奈川県で最もありふれたケシキスイのようだが、自分のテリトリー(目黒区・港区等)では見たことがない。
ログインしてコメントを確認・投稿する