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2017年09月15日21:00

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ゴミダマの匂い

 ゴミムシダマシ科は、形状や生息環境が著しく多様な虫たちで構成されている。肢のフ節の数が基本的に5−5−4であることなどが科の特徴として挙げられているが、分かりにくさは否めない。

 しかし、採集をしていると、いろいろな環境で生息しているゴミムシダマシに、ある共通点があることに気が付く。

 それは、「匂い」である。

 匂いの強弱の違いはあるが、ゴミダマはどれも似た匂いがする。

 サトユミアシゴミムシダマシやオオクロクチキムシなどの朽ち木系と、スナゴミムシダマシ属などの地上歩行系では、食べる物がまったく異なっていそうなものなのに、体臭が同じまたは極めて似ているというのは、面白い現象であると思っている。

 ところで、このような「匂い」の研究例はあるのだろうか。例えば、

〇 朽ち木系のゴミダマと地上歩行系のゴミダマは、同じ匂いか、微妙に違うのか?
〇 朽ち木系のゴミダマはその仲間うちで、皆同じ匂いか? スナゴミムシダマシ属及びその近縁属はどうか?
〇 ゴミダマの中に、匂いのないものもいるのか?(ハムシダマシも確か似た匂いが?)
〇 ゴミダマ以外にも似た感じの匂いを持つ甲虫がいる(オオキノコムシなど?)が、それらは同じ匂いか、微妙に違うのか? ゴミダマと似た匂いのする甲虫の範囲はどのようなものか?

 実のところ、あの「匂い」は個人的にはあまり好きでない。捕まえた手を石鹸で洗っても、なかなか落ちないし。それでも、オサムシの強烈な匂いに比べれば、自分にはずっとマシである。
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