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今日は港区白金の自然教育園事務棟で、甲虫学会の東京例会。
講演は3題。
- 小笠原諸島のクチカクシゾウムシ
- 皇居の水生甲虫
- 皇居におけるシロテンハナムグリ属3種の遺伝子構造
これに加えて、支部長のN村氏より、FITの話があった。
FITの話が特に興味深かったので、2点だけ個人的コメント。
N村氏はFITの受け水に、ソルビン酸を入れるとのこと。水に溶けにくい反面、雨が降っても薄まることはないそうだ。おそらく2−3週間の設置期間を考えて、腐敗防止のためにソルビン酸を入れるのだろうが、せいぜい一週間単位で回収する場合には、そこまでせずにお酢だけで大丈夫だろうか?
FITの利点に、何と言っても、採り難い虫が採れるという点が挙げられるが、N村氏のプレゼンではそうした虫の例の中にアリノスコブエンマムシが入っていた。それを見て、10数年前、見よう見まねで吊り下げ式FITを作って近所の東工大構内にそっと仕掛けたところ、アリノスコブエンマムシが1頭入ったのを思い出した。まさに、ビギナーズ・ラック。アリノスコブエンマムシは、それ以来見たことがない。
なお、講演後のフリートークで、農大研究生で東京都のオチバゾウムシを研究しているY原氏より、東京都のオチバゾウムシはすべてオオシマオチバゾウムシ(伊豆大島産を基に記載)と同種である、とのアナウンスがあった。自分は川崎市産を採集しているが、それもどうやらオオシマオチバゾウムシということらしい(ただし、正式には、神奈川県産は今後の研究課題とのこと)。
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