今朝、あつぎ郷土博物館のE氏から電話があった。一昨日の神奈川県RLシンポジウムの折に、私からE氏に立ち話で「あつぎ郷土博物館の入り口近くのアカマツに、レッドリスト種のケブカヒラタカミキリが居る可能性がある」旨伝えたので、その確認の電話だった。E氏(直翅目の専門家)は探してみるとのこと。
さて、自分がケブカヒラタカミキリの生息の可能性を指摘したポイントには、それなりの確率で生息が確認されないと、自分は単なる「口だけ男」となってしまう。
そこで、近所の東京科学大学構内で新たに生息の可能性を日記で指摘したアカマツ↓(8月16日付拙日記参照)を、今晩チェックしに行ってみた。
そのアカマツの大木は、日記に書いたとおり、テニスコートと弓道場に隣接した小屋(部室)の入り口の目の前にあり、昼間は学生が出入りしていて近づきにくい。夜ならいいだろうと思っていたのだが、何と、夜の8時半過ぎでも弓道場では学生がまだ活動していた。
行き交う学生たちを尻目に(一応「昆虫の調査です」と声をかけておいたが)、幹にライトを照らしてチェック。ターゲットは見つからないので、ごく軽くシュー。
1頭姿を現した。
居てくれた。これで「口だけ男」にならなくて済む。
あつぎ郷土博物館の敷地内のマツからも、見つかるといいのだが。
以後は、蛇足。
自分は常々、マツに依存する虫について、低地性の種については絶滅危惧度が過大評価されているのではないかと感じている。山地はマツ枯れが進んでいるかもしれないが、低地では必ずしもそうではないのでないか。したがって、ケブカヒラタカミキリについても、少なくとも東京・神奈川では、絶滅危惧度が過大評価されといると思う。
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