早いもので、今日で7月も終わり。
自分は時間ができると採集に出たくなる性質(たち)だが、せっかく採集しても種をきちんと同定できずに放っておいてしまう個体もある。褒められたことでは全くない。
そこで、7月1日に駒場野公園で枯れ木から採集したこの個体↓を、精査してみた。ちょっとマニアックな話になる。
ニセケブカネスイと思っていたが、どうもチャイロニセケブカネスイの方のような気がする。
- 色に濃淡はあるが、全体的には褐色であること
- 前頭に、小さな縦隆起条があること
- 前胸背板の正中部に、無点刻部があること
- 前胸背板の側縁後方に、いくつかの歯状突起があること
などは、チャイロニセケブカネスイの特徴を示すものである(↓微妙ながら、前頭の縦隆起条)。
なお、昨年6月下旬にも、隣の東大駒場キャンパスで、同じような個体を採集している↓。これも、上記特徴は同じである。
ただし、自分はニセケブカネスイも見たことがないため、上記特徴が本当にニセケブカネスイとの判別点となるのか、確信できないでいる。例えば、ニセケブカネスイの前頭に縦隆起条がないのであれば、チャイロニセということになるのだろうが、そうなのだろうか。
ニセとチャイロニセのどちらの種も東京都では未記録のようなのだが、いずれにしても同定できなければ、報告のしようがないことになる。
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