先日の、都区部某所調査のネタ。
その某所の一角にオニグルミの大木がある。カラカネチビナカボソタマムシを狙ってみたかったのだが、残念ながら6−7月の調査は不参加が重なり、参加してもその場所に立ち寄る機会が得られなかったため、結局トライすることができなかった。
先日(8月9日)は、ようやくそのオニグルミに立ち寄ることができたのだが、明らかに時機を失している。それでも、網が届く範囲でスイープを試みた。
すると、ナカボソタマムシではなく、チビタマムシが何頭も網に入る。結局、19頭も採集。そしてそれは、すべてナミガタチビタマムシだった(少なくとも8♂♂は交尾器で確認)。
ナミガタチビタマムシにとって、オニグルミは食樹ではないはずだ。やはり、今の某所ではナミガタチビタマムシが食樹から溢れる出るほど大発生しているのである。
さて、本調査で採集して俄かに同定できなかった個体のいくつかを精査中。
今日は不明ツツキノコムシについて検索表を一からたどってみた。触角は10節。上翅の点刻は一様で、毛列は不規則。前胸背に一対の歯状の突起があり、頭楯に4つの歯状突起がある。
たどり着いた先は、ミカゲツツキノコムシ。
ところが、保育社図鑑の標本画像を見る限り、違うようだ。検索図説(川那部, 2003)に載っている頭楯の4歯の形状とも異なる。そもそも、体長が小さい(1.5mm弱)。
迷宮入り。
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