虫屋は、「この時期になったらこれをしよう」という取り決めみたいなものを個々に持っている。一年中、季節の行事だらけである。
マツの古木に生息するケブカヒラタカミキリ探しは、東京では9月上旬の行事だが、今年は季節進行が早いとすれば、もう出ているのではないかと、昨日今日と探してみた。しかし、ダメだった。見事にフライング、である。
一方、カラスウリを叩いてとあるカミキリムシを落とすのは、8月から9月にかけて、季節が長い。
今季初めて試したが、1頭だけ。1頭でも、季節の行事完了。ここ(東大駒場キャンパス)は、個体密度は濃くない。
クズも叩いたが、コブスジサビは落ちず、落ちたのはアトモンサビのみ。
クワの大木の洞では、ベニモンキノコゴミムシダマシ、チャイロコメツキ、ハマベキクイゾウムシなど。狙いのクロオビキノコゴミムシダマシは、初夏を過ぎてからは姿を見ない。
その洞から、何故かシラホシハナムグリが出てきた。
これまた何故か、アカメガシワの葉の柄近くの蜜に来ていた、シコクフタホシヒメテントウ↓。テントウムシハンドブックは、小さなテントウムシの同定を試すのにとても便利である。
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