当地はナラ(英名は、oak)の大木が多いが、その立枯れの幹には、例外なく、穴がボコボコに開けられている。
樹皮をめくると、こんな感じ↓。
ときには、このように虫が入り込んでいたりする↓(再掲画像あり)。
このボコボコの穴は、クロツヤムシの仕業である。
日曜日には、樹皮下で成虫の○骸を見つけた↓。どうしてこんな風に○骸になってしまったのか分からないが、大きな成虫がナラの幹の中をトンネルを穿ちながら縦横無尽に歩き回っているのだろう。
ここまで穴が開いているというのは、ナラが生木の時分から幼虫や成虫が幹の中にいるということだろう。クロツヤムシは、ナラが枯れる原因となっているに違いない。
しかし、大木にしか入らないため、ナラの林の新陳代謝に役立っている、とも言えるかもしれない。立枯れがやがて倒木になると、林床に日差しが入って若木が育つからである。
しかし、同じような森林環境でも、フランスではクロツヤムシは確か絶滅種だった(パリの自然史博物館に標本が陳列されている)。
甲虫のファウナは、北半球の日欧米で共通点が多いが、このように大きく異なっている点もあるのである。
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