豊かさ

　テレビで見ていたけどさ、自分は充分満ち足りていると思うよ。
　あとは仕事と言うか収入があれば完璧。だけど、雇って貰おうなんて甘えていられる身分ではないので、自分の食い扶持は自分で工夫して行かなきゃならん。いつまでも親のスネをかじってはいられないものな。
　そこでだ。顧客から注文されているつもりで作品を作るのはどうかと思う。妄想でモチベーションを上げる作戦だ。上手く行くかわからないけど、下部は乱高下激しすぎて振り落とされそうになるし、だらだらテレビを観ていたってつまらないし、ネットサーフィンだって飽きる。小説制作だって、しょっちゅう行き詰まるしさ。
　それで、まずは自室をオフィスと言うか作業場に作り変える。清掃して、集中しやすい空間になるようセッティングするわけだ。思い出の品を置いておくのは良いけど、読まない雑誌や着ない服なんかの不要なものは捨ててしまおう。

　考えてみればさ。還暦越えた母親が消費体質なのは、バブル期を生きていた世代であるせいも関係しているだろうが、先が短いと考えているからだよね。ガンの手術しているから、再発のリスクやらを抱えているのかもしれない。
　突然の事故とかあるから、自分だって他人事ではないけど･･････。それでも、親と一緒になってのんびりしてはいられない。先のことを考えて行動しなきゃ。
　スネの次はコネだなんて、甘えることはできないからね。