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2019年03月17日22:52

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ドームで対鹿島戦を見て来た

FC東京が名古屋を下し首位浮上! クエンカ決勝弾で鳥栖が初勝利/J1第4節
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=138&from=diary&id=5542198

前回の試合はホーム開幕戦。清水に5-2で勝った。今日の試合も前回同様の札幌の良い所が沢山表現された試合になることを期待してドームまで出かけた。

最初の失点は札幌のセットプレーからのカウンターを食らったもの。
二失目も前半に起きた。鹿島は今日三得点したが全てカウンターだった。
帰宅してダゾーンを見たら前半の失点は全てルーカスが軽い守備で外されてのものだった。
一失点するまではまあまあなんとかなるかなという感じだったが失点後かなり消極的になったようになり残念だった。その中チャナ、宮澤はいつも通り前に攻める姿勢は見せてくれていて救いだった。
後半の三失点目も3対3のカウンターを食らってのもの。鹿島は事前のインタビューでもハーフカウンター狙いますと選手が話していてその通りの試合となった。

簡単なシステム論で言えば札幌のスリートップに菅とルーカスが並び五枚となり、鹿島は4-4-2なので普通に引いた鹿島相手に札幌の前線へ玉を入れられたら札幌の方が数的優位に立ちシュートを打てるはずだ。ただ中盤では鹿島が四枚なのに札幌は二枚になるので札幌の中盤から前線へのパスがカットされるとショートカウンターを食らうことになるし実際そうなってしまった。前回の試合は荒野がスーパーで中盤を動き回り制圧していたが今回は動き回ったその裏や横など広大なスペースを使われ、札幌の出したパスを鹿島はうまくボールを引っ掛けて沢山いる鹿島の選手たちはゴールに向かって走れてしまう。鹿島のプラン通りにカウンターを食らって三つ失点したわけだ。もちろんパスの出所が宮澤なのはスカウティング通りだし福森から右サイド、逆サイドからもチャナや菅が球を受けるのは分析されていて悉くカットされていた。
ルーカスは飛ぶ鳥を落とす勢いの安西に封じられしかも失点の起点になった。レベルの高い試合になればお互いがお互いを封じあいミスの少ない方が勝つものだ。ルーカスは致命的なミスを沢山してしまった。リーグ開幕戦でルーカスではなく早坂がスタメンだった理由が少し分かった気がする。守備力を伸ばしてもらえる監督ではないのでルーカスは先発ではなく後半の厳しい時間帯に入れて仕事してもらう方がいいのかもしれない。

ミシャは組織的な守備の練習をしないらしい。失点シーンを分析したら色々言いたくなるのだけど、多分守備を捨ててでも攻撃をしたいのだろう。攻撃的サッカーでは一対一ではボール保持者たる攻撃の側が勝つのが前提だし味方の選手の方が相手より上手いのも前提だ。だからボールを失っても他の味方が相手のボールホルダーにプレッシャに行ってすぐに球を奪い返せる。シティやバルサのように。でも札幌はそこまではうまくなかった。少なくても今日の試合は失ったボールをすぐに奪い返すことが出来なかった。鹿島は奪ったボールをゴールに向かってドリブルできる選手に球をすぐに渡すことに成功し、ボール保持者含めて五人でゴール前に雪崩込めた。特に失点してしまった後は余計に宮澤や荒野が慌てて動き回り結果としてカウンターの対応が後手になり真ん中を開けて失点の要因を作ってしまった。

モウリーニョがインテルを指揮してる時にペップのバルサとチャンピオンズリーグで対戦しインテルが勝った。その年ヨーロッパチャンピオンになったのはモウリーニョのインテル。技術で勝とうとしたバルサをデュエルで封じてインテルは勝った。パス回しと技術で戦うサッカーにどう対応するのかはモウリーニョのようにするのがお手本だ。ものすごくレベルは落ちるのかもしれないが鹿島がインテルで札幌がバルサと例えられるかな。ミシャは浦和の監督の時にバルサのように戦おうとした。浦和は四方田に肉弾戦に持ち込まれてドームで敗退し監督交代を断行した。サッカーが好きで戦術とか気になるならミシャ札幌をどうすれば攻略すれば勝てるか、こんな感じかなとイメージするのは簡単だ。それをどうやって札幌は乗り越えたらいいか。それはスピード、走る距離、正確性、イマジネーションで相手チームの走力を上回るしかない。簡単にデュエルで負けてはいけない。安くて若い選手を育てて早くて上手くて確実性のある選手をせっせと札幌は作ってゆくしかなくてそれは直ぐには出来ない。時間がかかる。

清水戦を見てしまうとミシャでリーグ優勝をなんて思ったものだけど、こうもうまくやられてしまうとやはりミシャであと一年か二年やってその次の監督で何かタイトルを得るのが現実的なのかなと思ってしまう。攻守のバランス、現実的なスカウティングによる味方選手のプレーの指示の仕方は次の監督が考えて上手くやっていくことなのだろう。柳下監督の時に三年かけても札幌は昇格できずに守備的な三浦監督で一年で昇格したのだが、ミシャも柳下監督のような役回りなのかもしれない。

それにしても今日の鹿島は一対一が強くて抜け目がなくて無駄なプレーがなく、迷いがなく一つの完成されたスタイルのサッカーを見せつけてくれた。そのプレースタイルを貫徹して二十年ほども続けられてるのが素晴らしい。嫌な相手だなとつくづく思った。



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