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日記一覧

集中豪雨の日常化
2017年06月30日12:32

 地球温暖化が原因かわからないが、このところ連日、大雨に見舞われているメキシコシティ。 なにしろすごい量の雨、二か月分が一日に降ったり。 昨日と今日は、場所を変えて猛威をふるう。 ただし、毎年、浸水に悩むウチは、例年ならこの時期に浸水をうけ

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 不条理のブンガクのノリで始まり、そんなわけもないだろうが、そのまま突っ走ってくれればいいと思った(印象批評のノリで始めてしまったが、例によって前もって無知を旨にして作品に入っていくので、まるでわたしのために綴られたかのような印象を抱けるの

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ニホンへの観光
2017年06月28日13:45

 ニホンへと旅する外国人は増える一方なんだそうな。 リピート組も増える。 一方で、従来の物見遊山的な、物にこだわる旅から、経験する、体験することを重視する旅へとシフトされているという。 つまり、なにかをじかに感じる旅、とでもいえばいいのだろ

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 長塚節は地味な文人であった。 わたしはさいわい代表作である小説『土』をはるかな昔に読んだことがあった。 節は、歌人としてのほうがより高名である。 藤沢周平の作品にしてはおもしろくないのは、主人公が地味であり、短歌というやや曖昧な世界が描か

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 レオノラ・カリントンの生は過剰なほどロマネスクである。もしかするとただただ悲惨な一生を終わっていただけかもしれないということもいえそうだ。それは、わたしたち一般についてもいえる生きることの、あやふやさをもうかがわせる。ことにレオノラの場合

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毎年恒例のパレード
2017年06月25日11:49

 毎年恒例のLGBTのパレード。 本来のパレードのほかに、露店、売り子さんも増える一方。 お祭り気分でいいんだけど、商業ペースにはまりこんでいる印象も。 でもこれだけお祭り気分になるということは、いかにプレッシャーのつよい社会に住んでいるか

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 考えるように綴っていけたらどんなにいいだろうと思うことがある。 ときとして頭が冴えかかっているときは、頭に思い浮かんでくることを書き写しすることがむずかしく、イラついたりもするだろう。 綴っていく速さよりも頭に沸き起こってくるもののほうが

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図書券の使い方
2017年06月22日13:13

 ひとりで朝からせっせと仕事をこなす。 mp3にてHorace Silverを聴きながら。 たまたまチャンスがあったので、学校の書店へと足を伸ばす。 毎年、センセイの日には学校関係の書店のみで通用する図書券を学校が贈ってくれる。 ただし、なぜか今年は例

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 歴史は、過去と現在との対話である、とよくいわれる。 過去は、いくらでも意味をふくらませてくる。 ただ現在の欲求、欲望に応えるだけではなく、すべては見方がどう動いてくるかにかかわっている。 つまり、たかが古新聞というなかれ、ただの記事でさえ

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 ここまで来ると、あまり風紀がよい地区とはいえないのだが、それでもバロック式のチュリゲレスク様式で有名な教会の前、カトリックの儀式のまえで、皆が緊張して待っているのだろうか。 精一杯の晴れの舞台で、皆が昂揚、の図。

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 オランダ人アーティストTheo Jansenによる自動歩行装置。 かならずしも風力ではないらしい、もともとは砂浜のあたりでアイデアが浮かんだようであるが。 メキシコのコンセプチュアル・アート・センターにて公開。

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 メキシコにはガラス工芸品にも見るべきものが少なくない。 ということで、ただただ圧巻な展示にため息をついていたわたしであった。

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World Naked Bike Ride CDMX
2017年06月12日13:15

 正式にはタイトルのような名のエベントであるのだそうだ。 車社会に対抗しようという政治的メッセージも含まれている。 まあ、アダムとイブの世界に戻って、生きることの悦びを感じるのはすてきだ。 ペダルこぐ阿呆に観る阿呆、おなじ阿呆なら。。。なん

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今日の収穫品
2017年06月11日13:47

 きょうもメルセー・メルカードにて篭を入手。 はじめのは、竹、あとのふたつは、柔らかいもの。 まあ、ニホンよりは安いだろうと思うけど、妹たちへのものなり。

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とにもかくにも疲れ切る
2017年06月11日13:19

 きょうもきわめて活動的な一日。 家に帰ってから夕方、運動公園で一時間走り、「ああ、疲れた!」とつぶやいた。 すると、そのあとメンバーが足りないからバスケの試合に来い、と声がかかる。 ああ、分かってれば手を抜いて走ったのに。。。 かくしてイ

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 さらに人形のつづき。 人形劇というのは、植民地時代から、布教側が催してきたことであり、のちに娯楽用にも広まったといえるのかもしれない。 でも人形というのは、やはりどこか怖いところがありそうだ。

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 いなかのパンのオンパレード。 手前にあるのが、有名な鰐パン、べつにシンボリックな意味があるわけでもないらしい。 色とりどりで見栄えがする。 三枚目はチョコレートの塊、ココアのように飲むものなり。

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 メキシコのポピュラー文化のなかでの人形制作もオリジナルなものがあり、暮らしが滲み出ていて、マリオネットでの人形劇もひろく普及していたと思われる。しかも、巨大なものまで存在するほど。

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 メキシコのオアハカ州などでは、家の竈でパンを焼くのが普通であるが、それこそいなか風のパンでおいしいパンを食べつけていると、あまりの質素さに驚くにちがいない。 それでも、顔がついているパンをわたしは見たことがなかった。 西洋では、パンはキリ

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 タマーヨ美術館はモダンな展示が売り物であるから、こういった民芸品が並んでいるのをみて少なからずわたしはおどろいた。 まずは電燈の飾りから。 闇のなかでこう浮き上がっていると、まるで彼岸の眺めのように思えてしまう。 お客がすくなくて、観てい

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凄惨な州知事選
2017年06月05日11:19

 今日は当地の州知事選。 有力野党が与党を打ち負かすかと思いきや、烈しい闘いのすえに、じかに脅迫へと及ぶ。 地方党事務所の前には、豚の頭部が投げ捨てられている。 これは「豚だけですむなんて思うなよ」という脅迫である。 じっさい、党関係者で行

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 ニホン人はなかなか英語が身につかないことになっている。 おそらくは語学力以上にハートの問題かもしれないが。 ここに多読への秘密を明かしてくれる書籍あり。 簡単な話、要はとばし読み。 いくら語学力を磨いてみたところで、一頁に未知のボギャブラ

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犬にしつけを教えること
2017年06月04日13:20

 犬のしつけについて考えることは多い。 じつは飼い主の階層も関係している。 チャプルテペック公園のタマーヨ美術館の辺りには、お金持ちが品のよい犬を散歩させに来る。 ときとして匂いを嗅ぎあったりすることがあっても、けっして喧嘩などしない。 厳

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トトロ人気はつづく
2017年06月02日13:48

 女子学生がトトロシャツを着こなしていたので、撮らせてもらった。 シャツにかぎらず、トトロ・グッズは多いが、もちろん著作権料などというものは、払っている道理はない。 でも、ほんとに人気者ですね。

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 うちにもいるピットブル、きわめて評判わるし。 米国で処分されかかっていたビットブルが、麻薬探知犬の能力がおおいにありと評判になる。 ピットブルだからということで、引き取り手がいなくて、もてあまされ、だから処分されそうになったという経緯をこ

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