mixiユーザー(id:1299833)

日記一覧

電気式草花
2015年02月26日14:13

 なぜか事情がよく呑みこめないのだが、もう一ヶ月以上も草花が電気メーターに巣食っている。 それはそれでいいのだけど、はあ、いったい、どうしてあんでしょうねえ〜?

続きを読む

 スティーヴン・キングのエッセイを読み続ける。 「キャリー」を綴ったときの話が豊富。どんなふうに書き出したかとか、周辺のエピソードとか。 しかしわたしはその映画を見てない。 主演女優はシシー・スペイセクでこのひとについては、コスタ=ガブラス

続きを読む

Amelie Nothomb, "Una forma de vida"(Une forme de vie)(1) ニホンと浅からぬ縁を持つ、アメリー・ノートンの「生き方のひとつ」読む。原書はフランス語、それをスペイン語訳にて。ベルギー、フランスに住む著者に、バルティモア(USA)に住みながらイラクで

続きを読む

(3) ご存知のように大江は学生作家として出発した。これは、作家としての暮らしのみを経験しただけで、他の生活への感覚に希薄であることを意味すると思うし、大江自身もそのことを口にしていたと思う。しかしここまで辿りついてくると、大江の作家として

続きを読む

(1) 初読だと思っていたが三つめの短篇にわたし自身の括弧マークが入っていた。大江とガルシア=マルケスの話し合いについてで、そこだけ参照したのだろうか。すると七つめの短篇での括弧マークにも出会った。ついには八つ目の短篇でも。あわせて三つも括

続きを読む

しあわせなひとたち
2015年02月07日14:20

 あいかわらずの結果か。 メキシコでは八割以上のひとが、自分は幸せだと思っているということ。 はたして、幸せとはなにか、そんなことは小学校のころから考えてきているけど。 すくなくとも、幸せというのは、ものがあることじゃないんだな。 それにも

続きを読む

 大江健三郎の短篇「治療塔」読む(長編にもなっているらしい)。 地球が荒廃し、一部の人類は他の惑星への植民を試みる。 しかしそのプランは挫折し、悲惨なままの地球に戻ることを余儀なくさせられる。 では当の地球にて出て行って帰ってきた人々と、残

続きを読む

 ひとつの家族といえども、ほとんど怨念に近い気持ちで生きているのはあまりにもネガティヴすぎて、神なき民の苦しみなるものを見せ付けられる。 しかしロマネスク的展開のなかでそれぞれの人物が自分を見つめつづけ、やがて前向きの道が見えてくる。 要は

続きを読む