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日記一覧

 さてニホンの場合はどうであったのか。 鎖国、および禁教の理由は、公けには、宣教師が大名たちの一夫多妻に反対したから、ということになっている。 しかしながら、今では半ば公然と知られているように、カトリック教会の内実は、それほどシンプルなもの

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 信仰とは個人の内奥、ないし尊厳にまつわるものであるから、他人が何のかんの、と触れることはご法度である。 現実の世界では、宗教の違い、教派のちがいでときには争いなるものが沸き起こる。 わたしは、キリスト教の真髄は、善人なおもて往生す、いわん

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カーニバル始まる
2017年02月25日13:48

 今日の日付をもってカーニバルが始まる。 うちのがっこうでも、いろいろなくにということで、盛り上がる。 これをさいわいにと、ロシア語の二人のおんなの先生と写真を撮る。 やはりロシアは大地のくになのである(すごくマジメ系の感想)。 ビバ、カー

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 ニホンの敗戦から著者の米国留学までの十五年を語る。 苦しいながらも、ようやく報われて執筆作品が活字へと姿を換えるあたりは、よく知られた話。 戦後の民主化についてもやはり、横目でしか見られない。 将来のことを自分で決められる環境にいたことが

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米国はどこへ行くのか
2017年02月21日13:59

 世界中の人々が右往左往し、あるいは米国への怒りをむき出しにしている昨今。 トランプ政権の行方は前途多難、というより、崩壊へのシナリオも見えつつあるのかもしれない。 共和党内部でもいろいろ思惑があるようであるが、まだ噂の段階であるとしても、

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 ヘラルド・カントゥの個展をロビーで催している。 もう30年もまえに初めてデッサン系の作品を眺めたときには、圧倒されたものだが、ときがたつにつれ、免疫ができてくるのか(笑)、凄みがわからなくなってくる。 しかし油彩をはじめ、モニュメンタルな

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教会から現代アートへ
2017年02月19日14:31

 メキシコシティには教会が多い。 しかし現代はそれほど教会はいらないし、歴史的政治闘争にて国家に没収された教会なんてのも少なくない。 さて、そんな教会をどうするか。 文化財でもあるからそうそう取り壊すわけにもいかない。 すると転用ということ

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生き物の可能性
2017年02月18日13:27

 生後三ヶ月のトイプードルが飼い主に放棄され、殺処分になろうとしていたのを助けられれ、果ては察知能力に優れていたために警察犬になってしまったという例を知る。 いろいろなことが学べる。 いわゆるペットブームの怪しさ。 生き物の持つ可能性。 警

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 みなさんよくご存知のようにニホン語は集約的言語であるから、すくない字数で多くのことが盛り込められる。 対照的にスペイン語はスペースを浪費するので、ツイッターにはあまり向いていない。賢い方は略語を多く用いるが、わたしはそれほど器用でない。 

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 植民地時代のメキシコにアメリカ大陸の最初の印刷所が建てたれたのは1953年のこと。 いまでは博物館になり、メトロポリタン自治大学が所有し、美術展とかにも利用される。 この日に観た合同展は、奇妙奇天烈なるものであった。 そう、美術のひとつの

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さながら鉄工所アート
2017年02月14日13:12

 メキシコシティの中心街、ソカロのそばに旧サンタ・テレサ教会というのがあり、いまでは現代アートのメッカと化している(旧テレサ・現代アートセンターという名らしい)。 この日、観たのは宙を滑空していく巨大スピーカー群であり、不気味な音を流しなが

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 イギリスはもともとが階級社会であるために、作家も貴族階級によって成り立ってきていて、労働者階級出身の作家というとこのロレンスあたりが、最初の例になる、なんていうことは丸谷才一あたりからの受け売りに過ぎないのだが。 冒頭、炭鉱一家の暮らしが

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 ニホンにも文化人のポートレートをよく撮る写真家はいるが、文化人の相対数がすくないメキシコでは、文化人を撮る写真家も特権層的になるのかもしれない。 ブラウリオ・ペラルタもそんな一人で絶対的な信頼を文化人から受けている。 したがって画家から寄

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 安岡は自分のことをこれでもか、これでもか、と描いているから、僕の昭和史なんて既視感でみちているのではないかと思って、ほとんど期待していなかった。 安岡は、自称ナマケ者、はみ出し者で通っている。 いわゆる世間を斜めに見る術を心得ている。 し

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 今でこそ方言がもてはやされる時代になっているが、昔は遅れたもの、打ち消されるべきものと見なされていた。 今では、標準語の牢獄に閉じ込められたわたしたちは、方言の物珍しさに惹かれ、そのオリジナリティやローカルさにほほえましさまで感じる。 し

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友人夫婦の訪問につき
2017年02月06日14:53

 ひさしぶりに友人夫婦の訪問あり、自己流中華をこしらえる。 揚げた干し海老と豆腐の中華ソース和え。 野菜炒めご飯。 中華サラダ。 中華スープをつくる余裕はなかった(汗)。 まあ、こんなものしか作れないのでお恥ずかしいかぎり。 いいさ、話がお

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 古くて新しいテーマ、ジャズは生き延びていけるのだろうか。 この映画のサブ・テーマのひとつ。 わたしたちもよく知っているように、コルトレーンはそのスタイルを終始、守り、そのゆえ、ストーンズらのロックミュージックの時代から取り残された。 一方

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 部分はときとして全体を現わす。 ニホンの戦前・戦中・戦後史を描こうとするとき、どんな人物を代表に選べばいいのか、これほど迷わされる問題はない。 しかしまた逆も真なりであり、だれの話を聴いてもイマジネーションが刺戟される(もっともイマジネー

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 米国の雇用の厳しさの問題は、人的資源への投資が遅れてきたからだといえる。 もはや米国での中間層というのは乏しいものになってきたらしいが、中間層、下層といった人的資源への能力開発がスポイルされてきた。それなのに、周辺の国(メキシコとか)から

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さそりの天麩羅
2017年02月01日14:11

 およよ。。。 メキシコの和風レストランにての、さそりの天麩羅をおともだちがアップしていた。 ああ、びっくり。 たまらないっす!!

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米国不況の元凶
2017年02月01日14:03

 トランプは、北米自由貿易協定のために米国はメキシコからの輸入超過に悩み、米国内の雇用が危機に瀕した、と主張している。 しかし、米国の経済の問題は北米自由貿易協定締結から派生しているのではなく、ネオ・リベラル世界経済に中国が進出してから生ま

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