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日記一覧

 (1) 亡くなったひとのミサとかあったので、ひとが来ることになっていたようで、よそから取り入れたエンパナダが多数。    しかし知らない間に家の犬がしっかりぱくつく。。。!   残ったものはといえば、はあ、こんなもんですわ。(2) ブロッ

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 元祖翔んでる女、というところだろうか。 しかし進駐軍の匂いのみちた世界も繰り広げられるし、じつは血筋もかなりのもので、田舎のませただけの女(けっして嘲っているわけでなし)には出来ない世界である。 ということで、いろいろな意味で時代の先端を

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 のっけから残虐さてんこ盛りで読んでるほうが蒼くなる。 でもあとから考えてみればバタイユのノリなのかも。 しだいに語りの構造、というか、描かれている世界のダイナミックスが分かってくるにつれて、まあ、このまま読んでてもいいんじゃない?というノ

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日曜日の食生活は
2016年02月22日13:22

 バナナを一本食べ、レンズ豆入りのタンメン風ラーメンを啜り、せっせと洗濯。 快調に一時間半走る。 オレンジ四つ齧り、りんご一個、お茶を何杯も。そのあと買い物。 遅いランチ(ほとんど夕方)は、山盛りのサラダ(レタス、キャベツ、きゅうり、にんじ

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そのくにを考えたヨーコ
2016年02月16日14:19

 オノ・ヨーコはすでにかなりの数のくにで展示を行ってきたものと思われるが、ローカル性なるものを意識しているようで、そのくにのものを採り上げたところはオリジナルな展示だといえそうだ。 この床の写真もメキシコの古いものを用いている。 したがって

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オノ・ヨーコの太陽と水
2016年02月15日13:20

 斜めから差しているのは光、または陽なのだそうだ。 そしてそばでうねっているのは水の流れということらしい。 ヨーコのコスミック・コンセプトだろうか。 禅といわずどこかしら異教風の赴きもありそう。 もっともニホンでは砂とか小石で水の流れを表現

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 向田邦子が初めて週刊誌連載の形でエッセイを綴ったもの。 ドラマ作家になるまでは、他の多くの同時代のひととおなじような軌跡を辿ってきたもののように思えるのは、綴ってある内容にもよる。 わたしの母親も戦前からアメリカ映画などが好きだったから、

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オノ・ヨーコの希望の樹
2016年02月14日14:02

 オノ・ヨーコの展示の入り口には、希望の樹なるものがあって、各自が綴ったものを樹に結びつけることができるようになっていた。 わたしたちニホン人はとっさに、神社の入り口の、おみくじを結びつける樹を思い描いてしまう(おみくじなんてひいたことない

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おかひじきの食べ方
2016年02月14日13:34

 ニホン語では、おかひじき、なる食材は干し海老や小さいポテトとまぜてモレといっしょに煮て、クリスマスやお正月のメニューとして定番である。 当地ではロメリートという。 しかし和風の味付けもできることを、このあいだ、ニホン人のお友だちから聞き覚

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スカートを忘れる女
2016年02月13日14:24

 転校を繰り返した向田邦子は女学校のとき、その近くに住んでいた。 学校に近いひとほど遅刻するとかいう話がある。 ところであるとき向田は上にセーラー服をまとったが、スカートを履かないで学校に来てしまったことがあるんだそうな。 上にはコートを羽

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 何週間かにわたって寝るときに赤ワインを舐めながら読み継いできた興味深い作品。 著者は雑文書きだと半ば卑下しているものの、それぞれの文章にだいぶ力を入れたのにちがいない、ちょっと見ると楽に書きなぐっているように見えるときでも。 六百頁近いの

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 ヨーコの試みに啓発されたものだから、しつこく連日、採り上げている。 はじめの写真は壊れたものを修復しようという試みで、メキシコの陶器がばらばらに割れているのを修復、これはもとの形そのままでなくてもいいのだとか。 二枚目の写真は、ガラスファ

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 世界中でいろいろなつらい目にあっている女ひとたちと繋ぎ合おうという意図で、辛い目にあったひとたちの目元の写真とメッセージの構成にもヨーコは凝っているらしい。 公募して草の根からの声を集めたという作品。 たしかにメッセージ性のつよいもの。

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 ジョン・レノンは理想を掲げ、オノ・ヨーコもあらゆる枠組みに挑もうと試みつづけた。 世界を変えるためには、世界を形作っているシステムなり、組織に対峙すべきシステムやら組織を立ち上げなくてはならないのだろうか。 そう思っていた時代も長いこと続

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 地方新聞紙の女性記者が自宅に侵入され、誘拐され、拷問のすえに殺害されたという事件あり。 写真がかなり衝撃的(氷山の一角だろうが)。 当地では、やはりありふれたことか。 しかし報道関係者の受難は後をたたない。 真実に触れることはそれほど過酷

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 オノ・ヨーコのパフォーマンスのことは、曖昧にしか知らなかった。 しかし展示にて『カット・ピース』("Cut Piece")のことを知る。 観客が、ヨーコの服を鋏で切り裂いていくのである。 多様な解釈が試みられると思うが、観客のなかの抑圧衝動がこんな

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 オノ・ヨーコとジョン・レノンが出会ったのは1966年のことであり、場所はロンドン。 このインスタレーションは「天井の絵」と名づけられ、脚立を登って虫眼鏡で切り取られた天井には「YES」と記されてある。 こんな単純なものなのに、肯定感でみちて

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 このごろ、子どものころの写真を見ていたりする。 埼玉県の北辺に住んでいたから幼稚園や小学校の遠足ではよく利根川に出かけていた。 そんなときの(買う)お弁当は稲荷寿司。 聖天さまの稲荷寿司は有名だった(いまでの有名ではあるが)。 さて、その

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 映画字幕には語学堪能であることが求められると思うが、じつはニホン語のセンスこそ重要であり、すべて字数との戦いである。 その字幕制作の場がどれほど過酷であり、報われないものであるかが、このあいだ亡くなった著者が明かしてくれる。 ただ訳してる

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 むかし、ひところ、かなり話題になっていた本ではないかと思うが、英語アレルギーへの対処法のひとつでしかないだろうとたかをくくっていた。 しかし読み始めてびっくり。 この作品には哲学があり、ニホン人の欧米理解に深く立ち入っている。 発音ひとつ

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