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日記一覧

 作者がオレゴン州のいなかの大学へ単身乗り込み、のんびりしようと思う。 とはいうものの、その間になにかしら著わしたいと願う。 漱石の夢物語のように、とりとめもないのにインパクトのつよいものを欲する。 でも、それはそれでまともに書けないのは当

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大庭みな子
2021年07月27日13:46

「女は善良な男を蔑むが、それは、男の善良さが女の欠陥に寛容であることが腹立たしいからなのだ」(大庭みな子)読みようによっては、これまた異なったふうに解釈されてしまいそうで、その意味では多義性があるといえるのかどうか。または深読みのしすぎか。

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 大庭みな子の「オレゴン十夜」を読み出す。戦中、津田塾にも軍が駐屯、部隊の表札を津田塾の校門にぶらさげる。むかついた寮生がその表札を多摩川に捨てた。スゴイ話だ。 うちの村はお蚕様の村だった。桑は霜に弱い。そんなあやうい時期には、村に自衛隊の

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 わたしたちは、極大さと極小さのあいだにて宙づりされているようなものだ(パスカルがかつて述べたように)。つまり、宇宙という極大さと、電子、素粒子などといった極小さの間ということで、この両者にはアナロジーがありえる。(はて、このわたしたちとい

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 ストーリー的にも構成的にも解き明かしがたい作品について触れることは容易ではない。 しかし補助線を描くような試みで、拙いながらも、英文、スペイン語文にて要約してみて、ありがたいことにようやく日本文でもなにか綴れるような気持ちになった。 主人

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セルフィッシュな生き方
2021年07月10日13:42

世界はどこから変わっていくのか。もちろん小説なんかで変わっていくわけないのは承知の上。シャツのロゴ、デザインから変わっていくと言うひとたちがいる。たとえばコロナヴィールスにどんな思いを寄せるか。なかには亡くなり、仕事をなくし、路頭に迷って地

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よその国のひとにはわからない家庭事情、というのが展開していき、それはとくにメキシコのいなかなどではよくありがちなことに思える。とはいうものの、ニホンだってちょっと田舎に足を踏み入れると、ときとしておどろおどろしい世界が拡がってくることがある

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庭に入ってきたら
2021年07月01日13:51

カナダとかではまったく殺人的な猛暑におそわれている。辟易しているのは人のみにあらず。クマとかも同様。ネットでは今回にかぎらず人家の庭のプールに水浴びに来るクマの動画が少なくない。でもカナダ人はわりとのんびりと撮影、子どもなどは笑い声をもらず

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