ヨーロッパ現代思想史入門、あるいはそれをどう読み解くか、というテーマ。 なぜならいかにも博識といえど、すべてを網羅して書き記すのはじつに難行であろうから。 だからここは、著者がこのテーマをどう扱おうとしているか、という芸を見習いたい。 し
今年の大学入試センターの国語の試験に翻訳についての沼野充義のテキストが出題されてちょっとした話題に。翻訳をめぐる微妙な話に触れて、頭のいい学生ならきっとこだわってあれこれ考えてしまうにちがいないような名(迷)問題。それに続いては上林暁、いま
メキシコでは伝統的に盗めるものは盗んでおいたほうがまちがいがない、とくに国のものは盗まなくては。 なぜだろうか。 国のオエライさんは、もっと派手にガメているのだし。 通りの電線から電気を盗むのは当たり前。 石油大国メキシコ、石油のパイプラ
実質的には、ソルジェニーツィンの『ガン病棟』につづいてアップダイクの『カップルズ』を読んだ。それほど考えての選択ではなかったのだが、読みすすめてみるとあまりの対照さに驚く。ソルジェニーツィンのほうが抑圧と運命とを語っているとすれば、アップダ
某国(うちの国ではない)では、このオブジェがずいぶんとリアクションをもたらしているそうだ。じつは似通った像がメキシコでも展示されたことがあり、派手なスキャンダルになり、美術館館長のクビが飛んだことあり。http://time.com/5502247/mcjesus-sculpt
メキシコの傑出した写真家のひとりであるグラシエラ・イトゥルビデの写真展が、イトゥルビデ宮殿にて催されているのを覗く。 このひとは20年ぐらいまえに、すでにニホンでも雑誌「クロワッサン」にて紹介記事を書かれていた。 三枚目の写真は、京都のし
ただいま、メキシコシティはガソリン危機にあり。ゆえにパトロールカーは廃止され、騎馬警官が闊歩。というわけではなくて、すこし前から騎馬警官が復活。ただのポリスではなく、チャロ姿なのが粋。おそらく観光目的だと思われるが。昔はアラメダ公園あたりに
ほんとはおととい食べるはずのロスカのパン。 昨日かな、と思ったが空振り。 フェイントをくわされた末に今日。 まあ、いいさ。
複数の本を並行して読んでいるとき、その本の組み合わせというのは特異性をひめている。たまたま並行して読みすすめているだけなのに、何らかのつながりを見つけえる、または見つけてしまう、というのは読み手の技量なのかもしれない(シンクロニズム)。今日
休みも残り少なく、走ることに精を出す。日中、75分走る。もちろん疲れるが、それしかない。当地において走るというのは、たんに自分との戦いであるのみでなく、大気汚染がより少ないだろうようなところを探し出して走る、ということを意味する。走るのはシ
目覚めると割りと気分がよかった。運動をしに外へ出る。結局、60分走れたが、それ以上は無理。午後は資料の整理やら本を読んだりとか。一日をうまく使いこなせておおいに満足。こうして何でもない一日が積み重なってゆき、うっかり無感覚なまま一年を過ごし
体調不良で過ごした年末年始、しかしながら執念深く恢復し、昨夜は夕食を自分で作って食べ、シャワーを浴び、今日は今日とで、さっそくたまった服の洗濯稼業。何事もなかったかのように過ぎていくのか。だがそれにしても健康のありがたさというのは、何度繰り