コロンブスのことを忘れ去ったとしても1492年というのはヨーロッパにとって意味深く、いくつかの忘れがたいことが発生。 そのひとつはイベリア半島からのユダヤ人の追放。セファルディとよばれるこれらのユダヤ人はおもにブルガリア方面へしぶしぶ移動
ニホンは翻訳大国として有名であるが、じつは優れているからではなく、売れるから訳される。でもそんなことを言うまえに、海外文学の講読は低調だという。いや、そんなことはない、という声もあって、判然としないところもある。 ニホンだって翻訳家は黒子
立花隆の本では、宇宙に出たあとで宇宙の神秘に感化されたのか、宣教師になった宇宙飛行士の話が出ていて印象的。ところが青山南の本で引用されているアラン・シェパードの話では、宇宙に出ても感激しなかったとか。地上の訓練ですべて体験していたからだとか
大江は国際的作家であるかもしれないが、国民的作家ではない、すべてはこの一語にて言い表されているような気がする。 それは、ニホン人が見るニホンと、海外から見るニホンが異なっていることに根ざしているのだろうか。 ただニホン人が見るニホンといっ