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2024年10月13日23:26

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親密さという映画を見てきた

親密さという映画を見てきた
レビューにはなさそうなので日記に感想を書く
レビューに出てきたらそこに転記して日記は削除する

親密さという映画を見てきたのでネタバレ有りの感想を書く
シアターキノで濱口監督のレトロスペクティブという特集番組があり彼の過去作が見られるのだが1日だけの特別上映があったので見てきたのだ
濱口監督は「ドライブマイカー」でアメリカアカデミー賞の国際長編部門賞、「偶然と想像」でベルリン映画祭の銀熊賞、「悪は存在しない」でヴェネツィア映画祭の銀熊賞と世界三代映画祭全てで受賞した監督で黒澤明以来の日本人では二人目となる
それ彼の過去作でなかなか見る機会がないのでぜひにということで見てきたのだ

前述の彼の作品は全部違うので面白いのだがこの作品も前述の作品とは違っていて見ていてとても面白かった
彼の映画はどんなことが語られるのか、起きるのか見ていて楽しい
脳から気持ちいい汁がたくさん出る
映画を見る悦楽!

この映画は255分で4時間15分の長さで途中休憩がある
この作品のウィキはこれ
https://w.wiki/58Ev
リンク先にある通り演劇の専門学校の卒業制作とのこと

話は「親密さ」という舞台作品の舞台稽古やワークショップの様子から本番までが描かれている前編がそのワークショップや舞台稽古の様子、休憩後の後半が舞台の様子とその後が描かれている。ただワークショップなどをしているのは日本なのだけど少し国際情勢が現実と違い北朝鮮が韓国に攻撃をして停戦が破られた状況となっているのがちょっと面白いところ。

ネタバレ有りの感想は次のとおりだがこの作品に限らない彼の作品
時系列的には濱口監督のかなり若い頃の作品なのだけど「ドライブマイカー」や「偶然と想像」で出てきたワークショップのやりとりとか、「悪は存在しない」で出てくるスリーパーホールドが出てきて、ここからきてるのかと驚いた
かなり昔からそういう要素を彼は持ってたのですねえ
ワークショップのやり取りの具体的な感じは彼の今までの作品同様でとても興味深い
エンドロールを見るまで前半のワークショップのやり取りから後半の舞台まで全部濱口監督が書いてるのかと思ったが後半の舞台は別の人が舞台の台本を書いている
その舞台の台本もとてもよく書けていて面白かった

前半の見せ場は夜明けの橋を歩きながらの二人の会話のシーンで徐々に夜明けを迎える感じがすごく力が入っていていいシーンだった
それまでワークショップではトラブルがあったりとうまくいかない感じだったのだがあそこで二人がお互いのことを確認して前に進むことが示されていた
お互いが理解しあえて暗闇から光が差し込んで舞台の成功が暗示されているようなシーンだった

後半の舞台の後数年後のシーンが少しだけ差し込まれていたが彼がまさか坊主にして現れるとは思わずにこれも感心してしまった
よく考えられているなと感心した

映画好きならば見逃したらいけないとてもいい作品だったと思う
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