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2025年12月21日22:41

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エドワードヤンのヤンヤン夏の想い出を見たので感想を書く

レビューを書いたら文字数規制をくらったので日記に全文書く

映画館で見てきたのでネタバレ有りの感想を書く
夏にシアターキノでトントンの夏休みを見てて、てっきり夏に見たやつじゃんと勘違いしたのだけどよくよく調べてみたら侯孝賢のトントンの夏休みじゃなくてエドワードヤンのヤンヤン夏の思い出だった、危なく見逃すところだった
このヤンヤン夏の想い出はエドワードヤン監督の遺作でカンヌの監督賞受賞作だ
台湾ニューシネマってジャンルがあるの今回初めて知ったのだけど侯孝賢の非情城市とこの映画がトップツーという評価らしい
いやあ、初めて知りました
自分はまだまだな映画ファンでシネフィルには程遠いね
https://w.wiki/H8Ei
そんなことで映画が好きな人は必見なわけだ
上映時間は3時間だ
原題は一一でグロックスによると一と一という意味だ
英題だとA one and a two
邦題の夏の想い出とは全く関係ない
エドワードヤンはここ最近4Kリマスター版の上映が続いていてエドワードヤンの恋愛時代、クーリンチェ少年殺人事件を見ていて、彼のスタイルは承知していた
彼の代表作だろうということで楽しみだったのだ

ネタバレ有りの感想は次のとおり
この邦題からして少年のヤンヤンが中心のトントンの夏休みのような話かと思ったら全然違っていてヤンヤンの家族一人一人の話だ
このレビューを書く前にフィルマークスで複数の感想を読んだのだけれど、たくさんの人が触れているとおり結婚式、慶事で物語は始まりお葬式、弔事で終わる
その結婚式なのだけどヤンヤンのおじさんの結婚式からして、腹ボテがどうだのと揉め散らかす
その後おばあちゃんが脳溢血で倒れてしまう
そのおばあちゃんはゴミ捨てをしてる時に倒れてしまうのだけどゴミ捨て当番だったヤンヤンの姉が自分のせいではないかと悩んでしまう
脳溢血で倒れたおばあちゃんに話しかけてあげてと医者が勧めて家族でそれをすることになったのだけど、お姉ちゃんのティンティンは自分のせいのなのかとおばあちゃんの手をさすりながら泣いてしまうのだ

話は変わるのだけど、そのお姉ちゃんのティンティンって台湾第一女子校生なのだ
台湾第一女子校は台湾映画「一つの机、二つの制服」の主人公の女の子たちが通っていた学校と一緒なのだexclamation ×2exclamation ×2そう彼女は緑色のシャツを着ていてそれが制服なのだ
彼女たちの制服が緑で名前の刺繍が全日制が白、定時制がオレンジ(という映画の設定だった気がするが逆かもしれない)が本当にそうなのかな?
ググってみると台北市立第一女子高級中学が正式名称だ
https://w.wiki/H8GQ
俺の中では一番熱い女子校に輝いたぞexclamation ×2
https://x.gd/dHGUv

話を元に戻そうと思うが戻してしまったらこのままあらすじを全部書いてしまいそうなので感じたことを書くことにする
この家族も大概落ち着かなくて母が山に籠りに行ったりするのだがティンティンの友達で隣のアパートのチェロを弾く彼女も母親の浮気にブチギレててその家族の夫婦喧嘩も賑やかで、この映画は揉め事しかない
ティンティンの父は既婚者で家族がいるにも関わらず昔の彼女と会うのに熱海のつるやホテルに行ってデートして愛してるだのいうのに彼女とやらない
ティンティンと映画デートしたファッティもホテルの入り口まで行ったのにやらない
この映画の男どもは本当に骨なしちんぽだ
この後に見た「月と星は天の穴」という映画の綾野剛は売春宿のばあちゃん以外出てくる女と全員やってるのに台湾の男どもは本当にヘタレだ

あとイッセー尾形が出てきていて彼と腐れちんぽ父ちゃんが商談を重ねるんだけどそのイッセー尾形がいいんだ
バーでピアノで伴奏したかと思ったらそのままベートーヴェンの月光弾いちゃうんだ
かっけえええええええええ
エドワードヤンはイッセー尾形を美化しすぎwwwwwwww
日本で見たイッセー尾形はこんなんじゃないんだけどwwwwwwwwwwwwww
その後の日本の居酒屋のシーンでもトランプ使ってまあカッケーんだ
なおその時にちょいちょい賭博してないですよねって絡んでくる居酒屋のにいちゃんが津田健次郎だそうで全然わからなかったw
でそんなイッセー尾形を父がリスペクトしないわけないじゃない
こんなに説得力持って人の気持ちを描けるのだ

この映画の結末、理不尽な目にあって気の毒なティンティンがおばあちゃんのところに行ったらおばあちゃんが目を覚ました
彼女はおばあちゃんに膝枕してもらってやっと寝ることができるって言うんだ
このシーン本当にこの映画のほっとする救いで素晴らしいシーンで印象的だった

このほかヤンヤンが女の子のパンツを見て雷を打たれるような衝撃を受けるシーンや最後の弔辞などいいシーンがたくさんあった

この映画はイッセー尾形もそうだけどエンドロールを見ると岩井俊二や蓮實重彦が出てきていてしかもプロデューサーも日本人たちで日本人が結構関わり持って作られているんだなと言うのが驚きだった
岩井俊二監督とエドワードヤンの間に親交があったようで驚いた
https://x.gd/dHGUv

そんなことでとても楽しく見た
家族四人とその関係者を丁寧に描いた群像劇だ
映画の作り方は芸術映画そのものでエドワードヤンの他の映画同様余計なBGMはない
だからイッセー尾形のベードーヴェンがかなり引き立って聞こえるんだ
切りたいシーンがないどころかもしかしたらもっと描きたいことがあったかもしれない
エドワードヤンって59歳で亡くなったそうだ
もしもっと長生きしていたらこの映画よりもっと優れた映画を作っていたかもしれない
少なくてもクーリンチェやカップルスより優れている映画だ
代表作と言って全く間違いじゃない
映画の世界史の中でも指折りの名画だ
https://yi-yi.jp/

追記1
映画デートした時のティンティンの白ワンピースが超可愛い
そんな彼女をやっぱできないとか言って帰るあの男は一体何なのだ
綾野剛の爪の垢を煎じて飲め

追記2
似たようなこと複数の場所で書いてるかもしれないけれどこの映画の上映館が札劇で今月末で閉館となってしまう
そうなるとこう言う映画がなかなか札幌に来なくなってしまう
来ないことはないかもしれないが半年後とか一年後とかだろう
本当に閉館は勘弁してほしい
何とかまた別の場所で再開してもらえないでしょうかね
そういえば東区役所の近くの今は使ってない映画館とかどうですかね
札劇とシアターキノは変えが効かない
たとえばこの間見た笑む窓のある家とか消滅世界とか札幌では見られなくなってしまう
困った困った
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