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日記一覧

●現代社会の特徴とアメリカ仏教(続き)5.個人化 ケネス・田中は、現代社会は「個人化が進んだ結果、共同体の重要性が弱まってきた」とし、それによって、社会における心の不安と個人の孤立化が「自己のアイデンティティの不安定を生み、自分が本当は何者

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●岩田清文元陸将、武居智久元海将、尾上定正元空将らによるシナリオ 自衛隊の元最高幹部らが『自衛隊最高幹部が語る令和の国防』(新潮新書)という対談本を本年4月20日に出版した。対談は、岩田清文(元陸将、陸上幕僚長)、武居智久(元海将、海上幕僚

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●現代社会の特徴とアメリカ仏教(続き)3.多様化 ケネス・田中は「欧米社会では多様化が進んでいる。特にアメリカでは、人種や民族そして宗教が共存しているために、寛容的で開放的な考えが必要となる」とし、「仏教の寛容的で開放的な態度は、多くの一神

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●渡部悦和元陸将によるシナリオ(続き) 「中国は、台湾問題の最終的解決のために、台湾の完全な降伏を追求し、大規模な軍事作戦に着手する可能性がある。しかし、そのアプローチは、平時からあらゆる領域(戦う空間)で実施される漸進的なものになるであろ

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●現代社会の特徴とアメリカ仏教 ケネス・田中は、仏教の将来について、次のように予想する。 「仏教は、21世紀の半ばへ向かってカナダ、西ヨーロッパ、オセアニア(オーストラリア、ニュージーランド)などの西側先進国、特にアメリカで伸びていくと思わ

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 共産中国の台湾侵攻の時期が迫っている。最も起こり得るシナリオは、台湾侵攻と尖閣奪取を一体のものとしたシナリオである。言い換えれば、台湾有事は、即日本有事となるということである。 本稿は、その事態に備えるため、日本や米国の防衛・安全保障の専

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◆「信じる宗教」と「目覚める宗教」  ケネス・田中は、アメリカで仏教に目を向ける人々は、仏教を「信じる宗教」(religion of faith)ではなく、「目覚める宗教」(religion of awakening)ととらえているという。田中は、次のように書いている。 「どの

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 産経新聞6月20日付に「武漢研究所流出説を葬ろうとした人々」と題した村上政俊氏(国際政治学者)の記事が掲載された。 村上氏は次のように書いている。 「新型コロナウイルスの発生源は一体どこなのか。全世界に甚大な被害をもたらしているパンデミッ

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●宗教団体とスピリチュアリティ系の団体 宗教とスピリチュアリティを区別して考える場合、宗教団体とスピリチュアリティ系の団体は、どう違うのだろうか。 私は、先に書いたように、宗教を「人間や自然を超えた力や存在を信じ、それに関わる体験を共有する

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 秋篠宮眞子内親王殿下の小室圭氏とのご結婚問題に関して、私は強く反対する立場から発言している。主な発言内容は、下記に掲示している。 拙稿「秋篠宮眞子内親王殿下の破滅的なご結婚に反対する」http://khosokawa.sakura.ne.jp/opinion05d.htm 拙稿「眞

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●自己の実現と超越 ケネス・田中は、論文「アメリカに浸透する仏教―その現状と意義」に、次のように書いている。 「伝統的な社会では、人は恒久的で明瞭に定義された役割を定められていた。今日では、人々の役割は明瞭には定義されておらず、極めて流動的

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 「黒人の命は大事」(BLM)運動の創設者の一人、パトリッセ・カラーズが、高級住宅取得や贅沢な暮らしぶりなど不明朗な資金運営の責任を問われて、BLMの役職を辞任した。 BLM及びパトリッセ・カラーズについては、拙稿「人種差別問題〜克服すべき

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 「黒人の命は大事」(BLM)運動の創設者の一人、パトリッセ・カラーズが、高級住宅取得や贅沢な暮らしぶりなど不明朗な資金運営の責任を問われて、BLMの役職を辞任した。 カラーズは、BLMの創始者たちの中で中心的な存在だった。彼女は、BLMは

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●宗教とスピリチュアリティ アメリカでは、1960年代以降、一部の人々の関心が宗教からスピリチュアリティへと移行したといわれる。この変化は、実態としては、キリスト教から離れた人々が、東洋宗教に関心を向け、禅、ヨーガ等を実践するようになったと

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 イスラエル・ハマス紛争の問題の背景について専門家の中では、アラビストで元外交官の三菱総合研究所主席研究員・中川浩一氏が、ハフポスト2020.10.13付の記事で詳しく語っている。はやりトランプ政権時代の発言である。 「この26年間、何も動きがなかっ

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●アメリカにおけるスピリチュアリティへの志向 ケネス・田中によると、アメリカにおける仏教の成長は、多くの人々が伝統宗教からスピリチュアリティへ移行していることを意味している。田中は、論文「アメリカに浸透する仏教―その現状と意義」(東洋大学創

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 本年5月10日から21日まで、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配しているイスラーム教原理主義組織ハマスが戦闘を繰り返した。軍事衝突の発端は、東エルサレムのイスラーム教聖地にある礼拝所へのパレスチナ人の立ち入りを、イスラエルが4

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●アメリカ仏教の特徴(続き)1. 超宗派性 ケエス・田中によると、日本仏教では、宗派間のつながりが弱く、交流も少ないが、アメリカ仏教の場合は、いろいろな面で「超宗派的要素」が日本と比べて濃厚である。 まず、アメリカ仏教の教師には、二つ以上の

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 研究所流出説が再燃したのには、素人の活動が大きく貢献した。NEWSWEEK 日本語版 2021.6.4付けが、「『研究所流出説』を甦らせた素人ネット調査団、新型コロナの始祖ウイルスを『発見』!」という記事を掲載し、詳細を報じている。 「この何カ月かの間に武

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●アメリカ仏教の特徴 アメリカ仏教には、アジアの伝統的な仏教にはなかった、新しいアメリカ的な特徴がある。仏教のアメリカ化が起こったのである。私の整理によると、ケネス・田中は、アジアの伝統的な仏教と比較して、アメリカ仏教の特徴として、次の5点

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 私は、中国武漢発の新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大した過程を、拙稿「ドキュメント 2020年武漢ウイルス・パンデミック」にまとめてマイサイトに掲示している。http://khosokawa.sakura.ne.jp/opinion12-6.htm その拙稿には、新型コロナウイ

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●アメリカ仏教の成長要因 仏教は、20世紀前半まで欧米諸国で、宗教としては広まらなかった。しかし、20世紀の後半に、欧米諸国、特にアメリカで広まり出した。そして、アメリカ仏教というべき独自の特徴を持つ仏教が成長している。 ケネス・田中は、ア

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 台湾で新型コロナウイルスの感染が5月中旬から急拡大し、新規感染者は300人の以上のペースが連日続いており、まだ収まる気配はない。厳しい水際対策で昨年1年間の感染者を1000人以下に抑え、世界で最も見事に対応してきた台湾が、いきなりピンチに

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●アメリカ仏教の現在 次に、今日のアメリカにおける仏教について書く。以下の記述は、ケネス・田中の研究に負うところが大きい。田中は、武蔵野大学教授で、専攻は仏教学・アメリカ仏教研究である。日本生まれの日系三世で、日本とアメリカの仏教のともに詳

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 北海道の白老にウポポイ(民族共生象徴空間)が昨年7月に開設され、多数の人々が訪れている。そこでアイヌに関して事実と違うことが展示・説明されていることが識者によって指摘されている。 本年3月5日内閣府が行った「アイヌ政策に関する世論調査」で

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●仏教は科学と矛盾しないとの理解が アメリカで仏教が受け入れられ、多くの人々を惹きつけてきた理由の一つに、仏教は科学と矛盾しない宗教だという理解が広まったことがある。 第1部の「仏教と科学」の項目に、仏教と科学の関係について書いた。仏教は、

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 5月12日から31日までブログとMIXIに連載した拙稿「『一帯一路』構想の地政学的考察」を編集して、マイサイトに掲載しました。通してお読みになりたい方は、下記へどうぞ。http://khosokawa.sakura.ne.jp/opinion12-16.htm************

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 台湾有事は、即日本有事となります。有事とは、戦争・紛争を意味します。台湾有事とは、共産中国による台湾進攻であり、中台戦争のことです。台湾有事は、日本にとって決して他人事ではありません。台湾有事は日本有事になるとは、中台戦争は日本を防衛する

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#仏教の心理療法への応用 アメリカでは、家庭内暴力や親の愛を感じられないなどの悩みを持ち、心のケアを求め得ている人が多い。その人々のために心のケアを行う心理療法(サイコセラピー)にも、仏教のメディテーションが応用されている。 精神科医のマー

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