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日記一覧
- 今年の１０大ニュース（令和元年、２０１９年）
- 2019年12月30日09:28
今年（令和元年、２０１９年）は、わが国では平成から令和の御代に替わった大きな節目の年でした。 この節目の年に、改正された出入国管理・難民認定法が４月に施行されました。外国人のうち高度な技能を持つ者には、長期在留や家族の帯同を認めたため、
- インド３５〜『ウパニシャッド』の哲人
- 2019年12月29日13:13
◆『ウパニシャッド』の哲人・ウッダーラカ・アールニ 哲人ウッダーラカ・アールニは、古ウパニシャッド初期の『ブリハット・アーラニアカ・ウパニシャッド』に現れる。彼は、有(う）を原理とする思想を説いた。 彼によると、世界の根本はただ「有るもの（
- インド３４〜『ウパニシャッド』の構成・内容
- 2019年12月27日09:28
●『ウパニシャッド』◆概要 ヴェーダの宗教は、祭儀が複雑に発達し、祭式そのものが重視されるようになったことによって、形式化していった。前８００年頃、そのことを批判する動きが現れた。それが、『ウパニシャッド』の哲学である。『ウパニシャッド』の
- 日韓関係の悪化を止めるのは、歴史的事実と原則を曲げない外交だ〜西岡力氏
- 2019年12月25日12:47
麗澤大学客員教授の西岡力氏は、産経新聞令和元年１２月５日付に、「歴史的事実と国際法の原則を曲げずに原則を守る対韓外交を続けることが日韓関係改善への唯一の道」と書いた。 西岡氏は、文政権下での関係悪化の原因は、「大統領をはじめとする政権や司
- インド３３〜ヴェーダの宗教の祭儀
- 2019年12月24日09:38
●ヴェーダの宗教の祭儀◆祭儀の目的 ヴェーダの宗教において、儀礼の主な目的は、神々と交通することであり、繁栄・健康・長寿・子孫・家畜等、何らかの利益を得るために神々に助力を祈願することである。祭儀で神に供犠を行うのは、その見返りとして、加護
- 中国は第２の「大東亜共栄圏」を目指す〜村井友秀氏
- 2019年12月23日09:39
東京国際大学教授・村井友秀氏は、米国ワシントン大学国際問題研究所研究員、防衛大学校国際関係学科長等を歴任した国際関係論の専門家である。村井氏は、産経新聞令和元年１１月２６日付に、中国は第二の「大東亜共栄圏」を目指しているが、その夢は失敗す
- インド３２〜インドラ・ヴァルナ・ミトラ等の神々
- 2019年12月22日09:38
◆インドラ神 『リグ・ヴェーダ』の神々の中で中心的な存在は、インドラである。『リグ・ヴェーダ』の讃歌の４分の１が、インドラに捧げられている。インドラはインド・イラン人の時代に遡る古い神である。天空神の一つであり、雷電を神格化したものと言われ
- インド３１〜ヴェーダの神々とその信仰
- 2019年12月20日13:36
●ヴェーダの神々 ここで一旦、ヴェーダの宗教の文献の説明を離れて、ヴェーダの宗教の神々と祭儀について書く。 インド・ヨーロッパ語族は、東西に分かれて移動を開始する前から、「天空にあって光り輝くもの」を神として崇拝していた。神とは「明るく輝く
- 香港の民主化運動が広東・上海へ波及
- 2019年12月19日09:50
香港の民主化運動が本土に波及しつつある。 広東では、雨傘運動が起こり、その動画がネット上で拡散されている。https://www.youtube.com/watch?v=mgFSUderXJA&feature=youtu.be&fbclid=IwAR2LmdAUu8vExrJRKMHAymoQPUTNyVtKvhuJThbG11aKJy1hf1uYRCrXKzs
- インド３０〜『リグ・ヴェーダ』とブラーフマナ文献
- 2019年12月17日13:13
◆『リグ・ヴェーダ』 『リグ・ヴェーダ』は、ヴェーダの中で最も古い文献である。紀元前１２００年頃から１０００年頃に成立したと考えられている。リグは「讃歌」の意味で、神々を称える歌を集成したもので、１０巻１０２８歌から成る。 『リグ・ヴェーダ
- 李栄薫氏の「反日種族主義」とは２
- 2019年12月16日09:30
さて、渡辺氏は、氏のいう「血族的民族主義」について、李栄薫氏の編著書によると、「民族主義というより、はるか遠い時代に淵源をもつもっと原始的な「種族主義」に由来するらしい」と書いている。ここで種族主義とは、私のいうエスニシズムに類するもので
- インド２９〜ヴェーダの宗教
- 2019年12月15日09:36
●ヴェーダの宗教の概要 インド・ヨーロッパ語族は自然崇拝を行い、空、太陽、月、曙、火、風、水、雷鳴等を神とし、天を最高の神とみなした。西方に定住したギリシャ人やローマ人と同じく、東方に定住したインド・イラン人もまた天空を支配する神を信仰した
- インド２８〜アーリヤ人の時代
- 2019年12月13日08:26
●アーリヤ人の移動 インダス文明の滅亡後、アーリヤ人がインドの北西部に侵入した。アーリヤ人のインド侵入は、インド・ヨーロッパ共通基語を祖語とする諸民族の大規模な移動の一環だった。それらの遊牧民族は、人口の増加、寒冷化、旱魃等の理由によって、
- 李栄薫氏の「反日種族主義」とは１
- 2019年12月12日10:06
麗澤大学客員教授・西岡力氏は、「現在の韓国の反日は、文政権とその支持勢力が主導する親北反日で、それを見抜いた韓国の自由民主主義勢力がアンチ反日運動に立ち上がって、韓国内で激しい政治的、思想的内戦を展開しているのだ」と見ている。（「『反日』
- インド２７〜ヒンドゥー教の歴史
- 2019年12月10日14:25
今回から、第２部「ヴェーダの宗教、仏教、ヒンドゥー教の歴史」に入る。●ヒンドゥー教形成の歴史 第１部では、インド文明のダルマの主要部分となるヒンドゥー教の概要を書いた。この第２部では、ヒンドゥー教のもとになったヴェーダの宗教や大きな影響を
- 高出力マイクロ波兵器の本格的な開発へ
- 2019年12月09日09:29
わが国はミサイルやドローン攻撃を効果的に遮断できる高出力マイクロ波兵器の本格的な開発に入る。１１月１７日産経新聞が伝えたのを受け、韓国では中央日報、聯合ニュースが報じた。 高出力マイクロ波兵器は、各国が開発にしのぎを削っている。わが国の優
- 「西田と和辻」をアップ
- 2019年12月08日08:42
１１月２６日から１２月７日にかけて、ブログとＭＩＸＩに連載した西田幾多郎と和辻哲郎に関する拙稿を編集して、マイサイトに掲載しました。通してお読みになりたい方は、下記へどうぞ。■西田幾多郎と和辻哲郎〜哲学の可能性と限界http://khosokawa.sakur
- 西田と和辻６〜哲学の可能性と限界
- 2019年12月07日11:50
●和辻哲郎の思想（続き）�Ａ碓�と「良心の声」 和辻は、倫理学の根本原理を、最も一般的に「絶対的否定性が否定を通じて自己に還る運動」と規定する。個人は全体の否定によって個人となり、全体は個人の否定によって個人となる。「個人とは、全体者が成り立
- 西田と和辻５〜和辻の「否定性」と「全体性」
- 2019年12月06日09:51
●和辻哲郎の思想（続き）� 嵌歡蠕�」と「全体性」 和辻において、人間は個人も全体も、真相は空である。そのようなものとしての人間を、和辻は、行為において分離と結合、生成と消滅を繰り返しつつ変化する主体ととらえる。 和辻は、主体の行為的連関を「
- 「桜を見る会」問題は、モリカケの替わり
- 2019年12月05日14:07
「桜を見る会」については、招待者が多くなりすぎたり、各界で功績・功労のある人を招くという趣旨から不適切な部分は改めれば、よいことである。違法な行為が疑われるのであれば、国会ではなく、検察に調査させればよいことである。内外に重大な課題が山積
- 西田と和辻４〜和辻哲郎の生涯と思想
- 2019年12月03日09:40
●和辻哲郎の生涯 明治時代中期から大正・昭和戦後期を生きた和辻哲郎は、東洋的・日本的な倫理学を構築した哲学者である。日本の精神文化や仏教の思想史を研究した文化史家でもある。生年は１８８９年（明治２２年）、没年は１９６０年（昭和３５年）である
- 習近平主席を国賓として招いてはならない
- 2019年12月02日09:35
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１１月１２日、自民党国会議員有志による「日本の尊厳と国益を護る会」は、正しい日中関係構築を求める緊急アピールを岡田官房副長官に手交した。意見書は、香港、尖閣諸島、チベット、ウイグル、南モンゴル、臓器移植等を挙げ、「これらの諸懸案に改善が見
- 西田と和辻３〜西田の「逆対応と平常底」
- 2019年12月01日08:52
●西田幾多郎の思想（続き）�さ嫗弍�と平常底 これまで書いてきた西田の思索の到達点が、１９４５年（昭和２０年）４月に脱稿した最後の論文『場所的論理と宗教的世界観』である。ここで西田は、親友の鈴木大拙が発表した『日本的霊性』に刺激を受け、大拙が
