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日記一覧

●インドシナ半島・マレー半島とその周辺の国々とキリスト教(続き) タイは、インドシナ半島中部からマレー半島北部に広がる。この地域では、13世紀からタイ族がアユタヤ朝等の王朝を樹立し、1782年に現在まで続くチャクリー朝が成立した。西欧列強が

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 米中関係について、村井友秀氏が産経新聞平成31年3月18日付に書いた記事は、極めて重要なものである。 村井氏は、米国ワシントン大学国際問題研究所研究員、防衛大学校国際関係学科長等を歴任した国際関係論の専門家で、東アジア安全保障、中国、軍事

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●インドネシアとキリスト教 次に、東南アジアに移る。 インド文明と歴史的に最も深い関係のあるインドネシアから記す。インドネシアは現在、世界最大のムスリム人口を持つイスラーム国であるが、古代には、インド商人を通じてヒンドゥー教の文化が浸透して

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●インドとキリスト教 西アジアに位置するインド文明は、古代のインダス文明、ガンジス文明の時代から続く一個の文明である。インド文明は、バラモン教が発達したヒンドゥー教をはじめ、仏教、ジャイナ教等の宗教を生み出した。北インドは中世からたびたびイ

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 皇位は男系継承が、わが国の確固たる伝統である。だが、従来の政府の答弁は、世襲であれば女系も容認するかのような内容が繰り返されてきた。この点に関し、2月27日に菅官房長官が行った答弁は、画期的なものだと日本大学名誉教授・百地章氏が指摘している

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●アジアにおけるキリスト教 次に、アジア及び日本について書く。 アジアは、広大な地域である。西は中東、東は日本、北はシベリア、南はインド洋、大洋州に及ぶ。アジアでは、古代から多くの文明が興亡盛衰してきた。今日は、世界の8つの主要文明のうち5

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 平成の御代が終わりに近づいています。4月初めには新しい元号が発表され、5月から日本は新しい時代に入ります。 去る2月24日には、政府の主宰により、「天皇陛下御在位三十年記念式典」が行われました。両陛下は、4月10日にご結婚60年をお迎えに

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●アフリカの宗教事情(続き) 東アフリカでは、ほとんどの国で、キリスト教徒が多い。東端のソマリアのみイスラーム教徒が多い。 キリスト教徒が多い主な国を見ると、ケニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ、セーシェルは旧イギリス領、ルワンダは旧ベル

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●アフリカの宗教事情 アフリカは、サハラ砂漠によって大きく南北に分けられるとともに、北アフリカ、西アフリカ、東アフリカ、中部アフリカ、南部アフリカの5つに区分することができる。 サハラ砂漠以北では、イスラーム教徒が圧倒的に多い。北アフリカの

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 敗戦後、朝鮮半島で抑留された日本人の一般市民17,690名が惨死したことを伝える記録があります。偽りの徴用工問題より、人道上はるかに重大な問題です。 次のブログに詳細が掲載されています。https://tainichihate.blog.fc2.com/blog-entry-359.htm

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●中東・アフリカのキリスト教 次にアフリカのキリスト教について書くに先立って、中東のキリスト教について述べる。中東とアフリカ北部は、歴史的・文化的に切り離せない関係ある。その一つの要因は、古代以来のキリスト教であり、別の要因は中世以来のイス

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 2月27〜28日にベトナムのハノイで行われた米朝首脳会談は、事実上決裂に終わった。北朝鮮の非核化をめぐって行われたこの会談は、北朝鮮による具体的な行動と、経済制裁解除を中心とする米国の「見返り」で折り合いが付かず、トランプ大統領が途中で席

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●ラテン・アメリカの宗教事情(続き) ラテン・アメリカにおけるキリスト教の布教をアジアの場合と比較すると、アジアでは15世紀末からキリスト教が宣教する前、仏教、イスラーム教のような世界宗教や、ヒンドゥー教、儒教、道教、神道のような地域宗教が

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 2月6日から3月9日にかけて、ブログとMIXIに連載した外国人政策に関する拙稿を編集して、マイサイトに掲載しました。通してお読みになりたい方は、下記へどうぞ。■外国人労働者受け入れ拡大で、日本の再建が一層の急務http://khosokawa.sakura.ne.jp/op

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●ラテン・アメリカの宗教事情 中南米において、スペイン侵攻以前の時代を、先コロンブス時代またはプレヒスパニック時代という。その時代には、ユカタン半島のマヤ文明、チリ、アルゼンチン、ペルーあたりのインカ文明、メキシコあたりのアステカ文明等が存

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 戦略研究の世界的な権威として知られる米国の歴史学者エドワード・ルトワックは、5年前から中国の孤立を予測していました。暴れ回る中国の脅威に対し、周辺諸国が結束するからです。 上念司氏がルトワックの予測の正しさを裏付け、中国は習近平終身独裁体

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●キリスト教のラテン・アメリカへの拡大 ハンチントンは、冷戦終結後の世界には7〜8の主要文明があるとし、その一つとしてカトリックと土着文化を基礎とする「ラテン・アメリカ文明」を挙げる。 ラテン・アメリカとは、中南米地域を言う。中米はメキシコ

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 最終回。●結びに〜憲法改正が一層重要に 4月からの外国人労働者受け入れ拡大の開始を前にして、ここで真剣に考えなければいけないのは、わが国は、未だ日本人自らの手による憲法の改正ができていないことである。 わが国は、戦後、外国から憲法を押しつ

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●東北ヨーロッパ(中欧北部) 次に、東北ヨーロッパの主な国々におけるキリスト教の歴史を見ていこう。 ヨーロッパ北西部に位置し、バルト海に面するポーランドは、10世紀に国家として認知され、16〜17世紀にはポーランド・リトアニア共和国を形成し

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●国策の軌道修正が必要(続き)(5)国民健康保険制度を見直す 3か月を超えて在留する外国人は、国民健康保険に加入することになっている。これを悪用する例が多い。また、健保に加入した外国人は、日本に住んでいない扶養親族が受診しても1〜3割の自己

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●東南ヨーロッパ(バルカン半島・黒海西岸) 東ヨーロッパという概念は、一般にバルカン半島・東地中海沿岸を中心とした地域に使われたり、旧ソ連圏の東欧諸国が所在する地域に使われたりする。本稿では、これらを合わせて東ヨーロッパとし、前者を東南ヨー

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●国策の軌道修正が必要(続き)(3) 外国人受け入れの総数を限定する 大事なポイントは、受け入れ人数を制限することである。 欧米では、外国人移民に門戸を開き、「多文化社会」が目標にされているが、これがうまくいっている国はない。もともと移民国

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●南ヨーロッパ 次に南ヨーロッパである。 スペインは、2011年の社会学調査センター調査によると、カトリックが約70.1%、無宗教が約25%等である。カタルーニャ自治州とバスク自治州で独立運動があるが、これは宗教的理由ではない。 ポルトガル

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●国策の軌道修正が必要(1)移民の増加で国家が揺らぐ恐れも 改正入管法が、国民生活に大きな影響をもたらすことは、明らかである。とりわけ大きな問題点は、今後、外国人労働者のうちある程度高度な技能を持つ者には、永住への道が開かれることである。こ

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●西ヨーロッパ 次に、西ヨーロッパから、各国別にキリスト教を中心とした宗教事情を見ていきたい。 イギリスすなわちグレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国は、2011年の国勢調査によると、キリスト教74.7%、イスラーム教2.3%、ヒン

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