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日記一覧

●セム系一神教の内部からの改革に期待する 文明の中核には、宗教がある。世界の主要な文明は、宗教を精神的な中核としてきた。それゆえ、今日の世界における諸国家・諸民族の対立・抗争の考察は、文明と宗教の関係という視点からも見ていく必要がある。また

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 韓国企業の戦略物資横流しが明らかになり、わが国政府は安全保障上の観点から、7月4日、韓国への半導体材料の輸出管理の強化を開始した。 韓国政府は、これをいわゆる徴用工問題に対する報復だと主張したが、全く次元が違う問題を混同している。また、韓

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●人類最大の危機〜核戦争と地球環境破壊 近代西洋文明は、人類に飛躍的な進歩をもたらした。だが、その半面で多くの弊害をもたらした。弊害の最たるものは、人類を絶滅しかねない核兵器の開発であり、また文明の土台を危うくする地球環境の破壊である。これ

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●イスラーム教が世界最大の宗教へ  米調査機関のピュー・リサーチ・センターは、2015年4月、世界の宗教別人口について、現在はキリスト教徒が最大勢力だが、21世紀末にはイスラーム教徒が最大勢力になるとの予測を発表した。同センターは、世界人口

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 8月21日から26日にかけて、ブログとMIXIに連載した香港情勢に関する拙稿をまとめて、マイサイトに掲示しました。通してお読みになりたい方は、下記へどうぞ。 ■香港の自由を中華共産主義から守れ http://khosokawa.sakura.ne.jp/  NEWの案内

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●中国政府の出方と国際的影響 中国共産党には、習政権指導部と長老らが集まる「北戴河(ほくたいが)会議」という重要会議がある。今月開かれたこの会議では、香港問題の対応が話し合われ、人民武装警察部隊を香港との境界に展開したと見られる。それによっ

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●フランスの移民問題とキリスト教 2017年4〜5月のフランス大統領選挙は、世界的な関心を集めた。前年6月イギリスが国民投票でEUを離脱を決めたので、フランスはどうなるかが注目されたのである。 英国のEU離脱を「ブレグジット(Brexit)」とい

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●威嚇にひるまない香港市民 中国共産党政府から武力による威嚇を受ける中で、8月11日、改正案の撤回を求める若者らが香港各地で抗議活動を行い、繁華街の幹線道路などを占拠した。警官隊が強制排除のため催涙弾を発射し、複数人を拘束し、負傷者も出た。

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●武力で威嚇する中国共産党政府 7月に入ると、人民解放軍が続々と香港入りしようとしているという情報が伝えられた。香港は「一国二制度」とは言え、あくまで中国共産党の支配下にある。警察で抑えきれなければ、軍隊を投入して、武力で鎮圧するのが、権力

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●オーストリアとイタリアの動向 英国が国民投票でEU離脱を決め、米国の大統領選でトランプが勝利した後、2016年12月4日、オーストリアとイタリアで重要な出来事があった。オーストリアでは、大統領選挙のやり直し決選投票が行われた、リベラル・ナ

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 香港では、中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案等をめぐって、本年6月から民衆の抗議活動が拡大している。 中国共産党政府は、香港に隣接する広東省深圳に武装警察を配置し、装甲車やトラックが多数集結させており、武力

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 産経新聞特別記者の田村秀男氏は、独自に経済データをグラフ化して分析できる数少ないエコノミストである。令和元年6月1日の産経の記事に、田村氏は、大意次のように書いた。 トランプ政権は、中国に対し、制裁関税に加え、厳しい対抗策をハイテク全般に

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●イギリスの移民問題とキリスト教 第2次大戦後、イギリスに非ヨーロッパから多数の有色人種が流入した。主な移民は、ヒンドゥー教の一種であるシーク教徒のインド人、イスラーム教徒のパキスタン人、キリスト教徒のアンティル諸島人である。彼らのうちパキ

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 8月9日から15日にかけて、ブログとMIXIに連載したイラン情勢に関する拙稿をまとめて、マイサイトに掲示しました。通してお読みになりたい方は、下記へどうぞ。■ホルムズ海峡で緊張増大〜自国の船は自国で守れhttp://khosokawa.sakura.ne.jp/ NE

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●オランダの移民問題とキリスト教(続き) オランダの大失敗は、非EU加盟国からの定住外国人に地方参政権を与えたことだけではない。そもそも、移民を多く受け入れすぎたことが失敗だったのである。オランダにおける非西洋文明諸国からの移民の人口比は1

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 次に、専門家の見解を掲載する。一言断っておくと、以下に掲載するのは、8月6日の産経の記事が伝えた、現在検討中という政府の方針が明らかになる前に、各専門家が発表した見解である。 まず、防衛の専門家として、海上自衛隊で自衛艦隊司令官を務めた元

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●オランダの移民問題とキリスト教 西欧諸国の中でも、とりわけオランダの状態は深刻である。ドイツ、フランス、イギリスにおける移民の人口比は7〜9%だが、オランダでは2010年の時点で、人ロ約18%が外国人だった。その外国人には、西洋文明諸国以

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●ドイツの移民問題とキリスト教(続き) 西尾幹二が、2010年4月にドイツの移民問題の事情をわが国に伝えた約半年後、ドイツで最高指導者が重要な発言をした。10月16日、アンゲラ・メルケル首相が「多文化主義は失敗した」と述べたのである。  メ

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 米国は、イラン沖のホルムズ海峡などを通過する民間船舶を護衛するため、同盟諸国との有志連合の構想を打ち出している。7月25日ポンペオ米国務長官は、「ホルムズ海峡の開かれた通航が確保されていることで利益を得ている各国は(構想に)参加する必要が

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●ドイツの移民問題とキリスト教  ヨーロッパの多くの国で、イスラーム文明からの難民・移民に対して、キリスト教に基づく伝統文化やキリスト教徒が多数を占める国民の権利をいかに守るかが、重大な課題となっている。続いてそうした各国の事情を見ていきた

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 米国とイランの関係が悪化し、ホルムズ海峡の緊張が増大している。わが国は、これにどのように対処するかを決定し、すみやかに実行すべきである。報道によると、政府は、米国が呼びかける有志連合には参加せず、かといって自衛隊の護衛艦を送って自国の船舶

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●EU・ユーロ・グローバリズムへの反発 EUは、国民国家(nation-state)の論理を否定する広域共同体の思想に基づく。この思想をリージョナリズムという。リージョナリズムとは、国家・国民の枠を超えた広域的な共同体を作ろうとする思想・運動であり、広

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●キリスト教と政治 キリスト教とイスラーム系移民の問題を述べるに当たり、最初にヨーロッパにおけるキリスト教と政治の関係について述べておきたい。 ヨーロッパでは、政治と宗教が密接に結びついている国が多数ある。歴史的にキリスト教の特定教派を国教

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 本年7月5日に掲示した拙稿「旧皇族には男系男子が多数〜女性宮家・女系天皇は必要なし」に、近現代史研究家・政治ジャーナリストの水間政憲氏が作成した系図を掲載した。その系図は、天皇陛下、皇嗣殿下、悠仁親王殿下と旧皇族に多数いる男系男子の関係を

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●ヨーロッパのキリスト教は危機にある キリスト教は、パレスチナから地中海地域に広がり、ローマ帝国の国教となった。ローマ帝国が分裂し、西方では滅んだ後も、キリスト教はヨーロッパで広がり、定着した。それだけであれば、キリスト教は中東や北東アフリ

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 東京国際大学教授・村井友秀氏は、米国ワシントン大学国際問題研究所研究員、防衛大学校国際関係学科長等を歴任した国際関係論の専門家である。東アジア安全保障、中国、軍事史の学識を以って、村井氏は、「米国と戦えば中国は崩壊する」と予測している。そ

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●生命論的な観点が必要 同性愛・同性婚につて、私見を述べると、社会には、同性愛者や性同一性障害者、半陰陽者等が存在する。そうした人々も、人間としての権利は尊重されなければならない。しかし、この問題は、権利論ではなく、生命論的な観点から考察さ

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