さすがに寒さが厳しくなったせいかニホンの熊フィーバーもとりあえずは絶えたようにみえる。願わくばすてきな夢を見てもらいたいもの。どんぐりだらけの林とか。一方で禁止ということになったメキシコシティの闘牛は、猶予条項の申請とかで再開。闘牛場は超満員。闘牛の残酷さをうったえるひとが山ほどいるのに。さて、熊では捕殺、という言葉が用いられる。ご存じのようにアイヌ民族の間では熊の殺生は精緻な儀式化がともなう。闘牛での牛の殺傷をこれまた文化と呼んでいいものかどうか。いかなる意味で殺生が見せ物化していいものやら。先は深い。
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