意想外に時間がかかったのは破廉恥で下品な内容でいったん、読む気をなくしてしまったため。どこの国でも似たり寄ったりだがマスコミの卑劣さ、スキャンダラス性といったものに辟易。それでもさすがの著者で細かいところまでよく描きこんでいるので、なんとか読み続けるつもりになる。すると展開も意外なものになる。とりわけペルーのマスコミと政権との癒着。さらには著者のフジモリ憎きが充満。憤っていたわたしはどこか納得顔へと。おなじくペルー社会の精緻な観察という意図もあり。スペイン語で講読(ただし、ペルーでは大統領といえども逮捕される社会、一方、ニホンでは。。。)
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