神田神保町の古書店を舞台にした、2年前の長編の続編。面白かった。
急死した兄の古書店を継ぐため、北海道から出てきた珊瑚。
姪孫の美希喜と共に、経営に奮闘する。
同じビルの中の個人出版社長と社員、隣のカフェ店長、
小説家志望のイケメン等々、好人物たちが出入りし
順調そうに見えるものの、古いビルには大問題が発生する。
更に、珊瑚が思わぬ行動に出て…
ストーリーと絡めて、神保町辺りに実在する飲食店とその名物が描かれていて、
どれも美味しそうで食べてみたくなる。
中でも山の上ホテルのバーには、私もゼミの教授に連れて行って頂いた思い出がある。
その時同席した友人達と亡き教授を偲びたいと思うけれど、
マッカランの18年、12年?
「引退後は、おこづかいは3万円なんだけど、なかなか使うチャンスがないからねぇ」
と笑ってご馳走してくださったお姿が今も目に浮かぶ。
コーヒーを飲みながら読むのも良いが、
仲の良い友人と、この本を携えて神保町巡りをしたら、
さぞかし楽しいだろう。
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