コロナ禍の大晦日、ホテルのバーに集った三人の八十代男女がいた。この作家にしては珍しいようなセンセーショナルな「事件」から始まる長編でとても面白かった。アガサ・クリスティーばりの登場人物の多さに少し辟易しながらもどんどん引き込まれてしまうのは
人気女性作家の短編競作、ほぼすべてがとても面白かった。が、どちらかというとヤングアダルト向けっぽい読みやすい小説ばかり。タイトルが各編のテーマに共通していて、そのカナ表記なところがポイントかも。近未来SFものあり、女子中高生ものあり、主人公た
今最も注目される英文学(アイルランド)作家の一人ということで借りてみた。面白いし、なかなか考えさせられる恋愛長編だった。アイルランドの名門大学生21歳のフランシスは、一番仲の良い、同じ大学生ボビー(女子)と、過去には恋愛関係にあった。美しく賢く
母と一人息子のロードノベル。すらすら読めて面白かった。小5の力は劇団員の父と元劇団員の母早苗と東京で暮らしていた。ところが共演女優の深夜の交通事故に同乗していたために、父は姿をくらまし、母子は逃げるように東京を離れる……女優は亡くなり、彼女