信州らしい所にある、元ペンション。そこに、ひょんなことからルームシェアして住まう老若男女5人の物語。大人の波乱やドキドキがあり、大変面白かった。三十代の匠海が東京を捨てて、雨の中辿り着いたのが、寂れた感じのリゾート地の〜NNという一軒家。イン
黒井千次の短編小説の映画化。新宿のミニシアターで見てきた。白黒の、風景写真を散りばめたような作りだったが、原作に忠実で、作家の直筆原稿をも映し出していたほど。作者自身が登場してもいる。しかし主人公は、これから就活を始める女子大生•ひな
明治大正昭和を、皇族•梨本宮家に嫁いで、妃殿下として生きた、伊都子の半生。鍋島家の姫として生まれ育った彼女を知ることで、高貴な女性とはこうあるべきだ、という見本のような振る舞いを堪能できるノンフィクションっぽい小説で、とても面白かった
80年代に出版され、著者いわく売れなかった短編集。文庫化され再々度今回は村田沙耶香の"あとがき"付。シンデレラや白雪姫などのおとぎ話昔話のパロディ集で、とても辛辣な皮肉が利いていて、大人向けで、面白かった。電車や病院の待合室に持ち込むのに向い
「旅猫リポート」のスピンオフみたいな物語もある短編集。全て飼い猫の話で、さすがの面白さだった。先に「旅猫〜」を読んでいたからこその箇所があったので、読む際に要注意。どれもネコに対する観察力と愛にあふれていて、笑えるところもあるが、かなりの部
平日の午後、サービスデーでもないのに、ほぼ満席。 50年代の映画の方はテレビで見ていたが、あのバーンスタインの名曲が、ホントにそのままで豊かなカメラワークというか、監督の個性あふれる始まり方で、一気に、わーニューヨークだ!と引き込まれた。群
ニューヨークに住んでいた時に、3、4回は行ったことがある巨大な美術館の特別展。3回目のワクチン接種を終えて一ヵ月は過ぎたので出かけた。ポスターや広告にもあるように、ヨーロッパの絵画ばかりルネッサンスからポスト印象派までの、わりと小ぢんまりし
近未来の韓国の少女達の奮闘物語。個性的でわかり易くて、びっくりするほど面白かった。2035年、競馬は生身の競走馬にヒューマノイド騎手を乗せて行われる。そんな競馬場近くて食堂を営む母子家庭の10代の姉妹ヨンジェとウネ。姉のウネは幼い頃から車椅