直木賞作家の書き下ろし長編で、装丁も本人。国際的な経歴を持つ小説家の力作で、とてもおもしろかった。「この世界にアイは存在しません。」と始まる物語は、主人公のアイの物語なのだが、このアイは、日本人の母とアメリカ人の父に養子として育てられたシリ
3月並の気温と聞いて、義母を連れて神代植物公園へ。開花の便りは聞いたけれど、梅はどんな具合かと。いつも早咲きの白難波は、既に満開の木も、あったが、殆どの梅は、まだこれから。その代わりロウバイが見事に咲いていた。蕾が丸くふくらんで、今にも咲く
アイルランドの出版社と、ほるぷ出版が国際協力出版した大型本。25ヶ国の47館の図書館を紹介した短い解説文が、日英仏そしてスペイン語で書かれていて、写真に添えられている。図書館の写真といっても正面からの、絵葉書みたいな撮影は少なく、各館の特徴
芥川賞受賞作でベストセラー。人気の秘密は?と借りたら、読みやすく面白かった。ただ、芥川賞ってこんなに読みやすいっけ?と感じもしたけど。これほどタイトルと内容が完全一致する小説も珍しいのでは?主人公の「私」は、冒頭のところで「コンビニ店員とし
この作家の代表作の一つとなる、或いはなっている大作。複雑な入り組んだ話を、川上流の一見易しい文体で綴っていく。読者は頭を使うことを求められ(少なくとも私は)必死になって付いていくと、展開されるのはSFファンタジーで、ホラー?川上弘美の持ち味の、
「スター・ウォーズ」のサイドストーリー。前評判が高く、由緒正しいスター・ウォーズの映画。にもかかわらず、ギリギリまで内容を隠しーーここまでは一作前と同じだけれども、上映が始まってからも、あまり評判が聞こえてこなかった。というのも、とここから