釧路の高校を卒業後、既婚者と駆け落ちしてしまった順子という薄幸の女性をめぐり、元同級生らの恋愛模様を描く連作短編小説。この作家得意の釧路ものだけど、恋愛の度合いがさほどドロドロでもない。その分、いつもの細やかな風景描写が少な目で残念だった。
スヌーピー大好きな友だち6人で、六本木のスヌーピーミュージアムへ。カフェに後から入ろうと様子見しながら展示会場に入場したら、まずは、作者シュルツの人生をたどる写真の展示。続く部屋にはアニメーションがあります、と言われて入ると小粋なジャズの短
「小さいおうち」で直木賞を受賞した作家が雑誌に連載した小説。テンポがよくて面白かった。72才の龍太郎は妻とその母と引きこもりの30代の息子と、同じ敷地にあるあまり大きくない二軒の家に暮らしている。そこへ事業に失敗した夫と一人息子を連れて、長
もうすぐ上映終わりになるというか、都心の映画館では終わっているところを吉祥寺オデヲン座で見た。半分くらいの入り。「ララランド」に勝った映画というし、アメリカ人の友だちが昨年見て面白かったというので、かなり期待したのだけれど・・・かなり地味だ
私にとって、「W川上♡の若い方」こと、川上未映子の最初の芥川賞候補作。なんとも個性的な、というか実験的なというか、ひと言でいうと、読みにくかった。人は脳よりも歯で考えるーーーと、並外れて健康的な歯の持ち主である「わたし」は言う。彼女には