成瀬シリーズが大ヒットした作家の長編で、とても面白く楽しかった。舞台は浜松。大学入学時から住むマンションに、四十路に入っても一人暮らしの健人は、Webライターをして細々と生計を立てている。大家に紹介された地元の婚活パーティー会社に仕事を受けに
さすが上手いっ!と思わずつぶやいてしまった短編集。読み手にかなりのストレスを与えながらも面白かった。そして読み終わった私は思わずニッコリ。表題作は新幹線からの富士山をモチーフにしていて、マッチングアプリで知り合った、もう若くない男女の物語。
新聞の書評に惹かれ借りた。私にとって初めての作家で、面白かった。市役所の公務員の青年が知り合った老姉妹、桐子と百合子。元教師の姉に対し家庭的な印象の妹。好感を持つものの、二人が相次いで亡くなった、というところから物語が始まる。とても辛い生い
作者自身が育ったという東京の下町を舞台にした、少し特殊な能力のあるヒロインの物語。個性的な人物たちが好ましくて面白かった。中学生のキヨカは離婚したシングルマザーと2人で下町に暮らし、近所の友おじさん所有の「自習室」で、掃除の"バイト"をしてい
今年のアカデミー賞作品賞受賞作なのだけれど、18+。金曜日の午後、半分位の入り。あまり好みではなかった。なぜこれがベスト?というのが正直な感想。とにかく冒頭から18+色濃厚で。テンポ良く進みはするが、ここまで多く出されると辟易ものだった。2
町の小市民ともいえるような若めの人を主人公にした短編4つ。どれもモヤモヤした感触で、急な展開などはないのだが、ゾゾゾと来るような話もあり、楽しめた。表題作は、小さな町中華の店にアルバイトとして雇われた若手女性の物語。とんでもなく内向き志向で