第50回泉鏡花文学賞受賞の短編集。帯に「懐古と眩惑に彩られた幻想譚」とあるが、確かに、夢か現かという話が多い。そして死の匂いがしたり、故人を懐かしんだり、大人向けお伽噺集、と言えなくもない。殆どが中高年の物語で、どちらかというと哀しい展開。
2014年ロンドンで実際に起きた、公営住宅占拠騒動を元にした小説。ノンフィクションを何冊も書いている著者だから、読みやすくてリアルで面白かった。若いシングルマザーのジェイドは、出産と共に仕事を辞し今やホームレスのためのホステルに住んできたが、そ
とてもうまく書けている、としか言いようのない短編集。最も短い「ポコ」は、たった3ページなのだが、内容は、その100倍のページ数を使って書くような、ある種の重さがある。もちろん、そのページ数だから重苦しくはない。主人公は小学生なのだけれども、テ
招待券をもらったので正午前に行ってみた。空いていた。チケットにはメイン展示物らしい、有名な牝狼の像が、しかし展示してあるのは複製。ま、当たり前と言えば当たり前。しかし複製はそれだけではなく、あれもこれも。要するに、ローマにはこんなに立派な美
連休真ん中の日曜日、葛西臨海水族園に行った。駐車場に入る時に少し並んだが、午後の早い時間、日曜なのに、意外にもスペースはかなり残っていた。夕方には雨の予報だったためか、中はさほど混んではいなかった。が、入口前のベビーカーの置き場には沢山の「
金曜日から始まった展覧会は、富山県青森県と周回し、竹橋の国立近代美術館がフィナーレ。今朝はNHKの日曜美術館でも取り上げられ、この展覧会の仕掛人の一人、棟方志功研究家の石井頼子さんや棟方の大ファンの原田マハさん等が熱い解説をしていた。富山県美