パリにてテロがあったとき、文明論的に捉えないかぎり連鎖がつづくにちがいないとわたしは言ったと思う。
難民のことも含め、南北関係、東西(西欧と東欧)関係をあらためて問い直さなくてはならない。
しかしながらそんな遠大なことが一朝一夕で行えるわけがない。そして連鎖が続いてしまった。
おそらく裏で尽力している方々はいるのだろうが、わたしたちは無力感を感じてしまう。
こちら側だけで結束すればすむことだろうか。
そう、あまりにも遠大な課題。
しかも現在の繁栄が成り立つために犠牲にしなくてはならなかったものにしっぺ返しにされているという印象も持ってしまいそう。
あれほど執拗にみえた冷戦時代がおわり、表面上の宗教戦争の裏側で隠されているもの、ほんとはみんがみんなして、見ないようにつとめているところを解き明かすことから始めなくてはならないのだろうか?
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