mixiユーザー(id:1299833)

2016年03月10日13:33

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ピーター・S・ビーグル『最後のユニコーン』(早川書房)

 最後の一頭になってしまったユニコーンから、どんな話が紡ぎだせるのか。
 孤高を意味するのではないのか。
 しかしサーカスやら魔法使いやら、ひとつの社会に組み込まれていく。
 神話というのは、概して怖ろしいものから成り立っている。
 この作品をカルト的に愛してやまないひとたちもいるらしい。
 ファンタジーであるから、リアルの世界を追求しようなどという気になってはいけない。
 やはりユニコーンのまわりでひとつの世界、ひとつの関係性が回るということになった。
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